対象:矯正・審美歯科
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堀内 晃
歯科医師
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Re:アメリカで矯正中、日本でのセカンドオピニオン
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はじめまして長崎の堀内と申します。さて、お問い合わせの件ですが、
でこぼこが強かったのに非抜歯で矯正治療をされたことが不安になられたということですね。
私は、成人の方でも極力非抜歯で治療しています。抜歯したときのスペースの残り方にもよりますが、基本、抜歯して矯正治療すると顎の位置が不安定になるケースが多く、しかもその顎の位置を確認することができない矯正専門医が非常に多いのも事実なんです。
ですから、矯正治療後に頭痛がするとか肩こりがするというのが問題になりがちです。
ただし、抜歯をしないと口元がでてしまう例では、慎重に顎の位置を見定めて抜歯してなおかつ治療中も顎の位置がずれないような配慮をしながら治療を勧めたりします。
非抜歯で治療する場合でも口元の出っ張りを防ぐことはできることがたくさんあります。
治療の方法にもよりますが、もともと顎自体が後ろに引っ込んでいることを判断出来ていない状態で矯正治療するとさきほどの頭痛とか肩こりなどの問題に直結します。
非抜歯で治療することでこういう問題が解消しやすいということでもあります。
ただし、上にも書きましたが、例外的に口元がどうしても出っ張ってしまう方がおられるのも事実です。
矯正専門医に相談されるのもいいですが、今の担当医にまず相談されてはいかがですか?
治療によって口元が出てしまった場合はどうしたらいいか。また、非抜歯から抜歯治療に移行することは可能かどうか追加の料金が発生するのかどうかについて事前に相談されてみてはいかがでしょう。
ちなみに私の知る限り、非抜歯で治療をはじめても口元が出ているのが気になるからと患者さまから申し出があった場合でも抜歯のための費用が追加されるだけでそのまま抜歯して治療を継続することが可能ですよ。
私も日本歯科矯正学会の認定医ですが、私の知る限り、非抜歯から抜歯に移行したからといって追加料金がたくさん発生するなんてことはきいたことがありませんよ。
ご参考にされてください。
評価・お礼
パナキ さん
2014/10/01 14:24
早速のご返答、有難うございます。
抜歯した事により問題が起きるケースもあるのですね。
詳しく説明して頂き有難うございました。
今の担当医に相談するということが盲点であったので、
アドバイスしていただき、確かにその通りだと感じました。
気になっている点や費用についてまずは相談してみたいと思います。
その上で、必要と感じたらセカンドオピニオンを考えたいと思います。
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この回答の相談
アメリカで歯列矯正(ブラケット+ワイヤー)を始めて2週間目、30代の女性です。
田舎町に住んでいるため、矯正歯科医院は1か所しかありません。
大した説明もないまま、流れ作業の… [続きを読む]
パナキさん (東京都/35歳/女性)
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