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対象：住宅設計・構造
中舎 重之
建築家
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南庭８ｍでの採光と吹抜
2014/09/21 09:22
リビングの南面が隣地まで８ｍの距離があれば、採光は十二分と思います。
和室６帖の南面６ｍが一般的な空間距離です。
吹抜の４帖は、長手が東西方向であってもＬＤＫ２０帖に対しては貧相になります。
吹抜のスペースが６帖以下ならば、設けないほうが良いでしょう。
吹抜の目的が採光であっても、そうでは無くても、
ＬＤＫ２０帖に相応しい空間スペースで考えて下さい。
想像の中で、１階のＬＤＫの場所に立つて、予定されている「吹抜の４帖」を、
見上げる事をしてみて下さい。
広さに対して、高さが途轍もなく高く感じるはずです。
当方が貧相と言う意味を理解して下さい。
建築は間取りの平面だけではなく、見上げる、見下ろすとタテ方向にも気を使うと
立体的になり、建築の立ち姿が格段に良くなります。
間取りを考える時は頭を下げた状態になります。
頭を上げて遠く見る様にすると、別のものが思い浮かぶ事があります。
そうなると、間取りを考える、計画する事が一段と楽しくなります。
以上です。 ２０１４．９．２１ 中舎重之
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