対象:保険設計・保険見直し
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総合的に考えてみてください
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ちくちく02様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
ご質問の貯金半分をドル建て保険にまわすのが妥当かについては、保険以外の候補も含めて、総合的に検討した方がよいと思います。
為替リスクをとれるのであれば、外国債券、投資信託など。
価格変動リスクを一切とりたくない場合は、住宅ローンの繰上げ返済という選択もありますね。
いずれにしても、増税や公的年金の目減り等も考慮した上で、将来の生活資金が本当に足りなくならないか、さらに綿密にシミュレーションを実施した方がよいかもしれません。
その結果、もし資金が足りなくなりそうなら、死亡保障は主に掛捨ての保険でカバーし、保険商品よりも、運用商品を厚くして、殖やすことを重視した方が合理的な場合もあります。
ドル建て保険も決してわるくはありませんが、一度契約すれば、解約控除があり、簡単に換金できないなどのデメリットはあります。
投資信託であれば、時価ですぐに換金できますし、商品の組換えも簡単です。
一例として、極端な円高局面では、外貨資産をおおめに買付け、今のようなやや円安局面では、いっぺんに外貨資産を買付けないで、毎月の積立投資などの形で、投資タイミングを分散させる、あるいは、為替ヘッジ付の投資信託を組み入れるなど、アイデアにもとづく、機動的なリスク管理もできます。
具体的な運用方法については、必要があれば、資産運用を含む総合的なライフプラン相談に対応しているFPにご相談いただくのもひとつの選択です。
机上の空論ではなく、この5~6年で、投資信託を使ったポートフォリオ運用で、年平均5%超の利回りを実現出来ている方も多数いらっしゃいます。
こういう情報を知れば、ドル建て保険のメリット、デメリットの理解も深まるはずです。
選択にあたっては、ライフプランの変化や、マーケット環境に応じ、柔軟に商品を組み替えられるか、換金できるかなども判断ポイントになるのではないでしょうか。
評価・お礼
ちくちく02 さん
2014/09/11 20:20
早速のご回答ありがとうございます。
保険は保険相談で勧められたものそのまま加入して1年経過し、家計含めてみてもらおうと気軽に相談して…ドル建て保険なんてあるの今回初めて知ったという無知な夫婦でした。
たしかに説明うけてメリットはわかりましたが、デメリットについてはなんとかなるような説明でして本当にそうなのかと?それも不安でした。
まずは保険というよりも投資や今後不足するお金などもっと勉強してからの方がいいなと改めて思いました。
またこちらのサイトでも勉強させていただきます。ありがとうございました!
森本 直人
2014/09/12 13:44
評価・コメントありがとうございます。
ドル建て保険は、さまざまな金融商品の組み合わせの一つとして、あっても良いと思いますが、保険のセールス色の強い方に相談すれば、必然的に全部保険にしましょうという案内になります。
最終的には、ご自身やご家族の生活(暮らし)にかかわる話ですので、提案の性質をよく理解した上で、実行プランを決めるようにしてみてください。
もちろん、セールスではなく、マネーのホームドクター的な立ち位置で、生活者の側に立ったアドバイスを実践しているFPも多数います。
ご参考までに、FP事務所、独立系FPなどのキーワードで調べてみるのもよいと思います。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
(現在のポイント:-pt)
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無料でファイナンシャルプランナーに相談できますと気軽に申し込みましたが、話を聞いて保険変更を検討してます。悩みどころはドル建て。為替など知識があまりなく説明をうけて分かった気もしますが、為替リ… [続きを読む]
ちくちく02さん (東京都/30歳/女性)
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