食欲と心の関係はご存知ですか?
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人間は動物と違い、「食べる事」の中には、単に生命を維持する為だけではないものがあるのをご存知ですか?
知性を持つ人間に取って「食べる」という行為は、単に生命を維持するだけではなく、「ストレスを発散する行為」でもあるのです。
ですので、ストレスをあまり感じない方というのは、適量で満足できるという正常な満腹中枢が働きますから、過食に走る事は無いのです。
つまり、ご自分に取って適量な食事で満足感を得られるかそうでないかは、心が大きく関係しているという事を視野に入れて考えなくてはなりません。
運動が苦手と言われる方は、意志が弱くて、そういう習慣を持てる様になるまで持続ができないのですよね。
どんな運動にも言える事ですが、こまめにコツコツと努力する事で身体が慣れて、適応能力も身に付いて、初めて気持ちよく楽しめる様になるのが運動です。
運動する事を身に付けるという事とは、残念ながらそれしかないので、運動に対して「楽してできる何かがある」という幻想を、お捨てになる事です。
運動とは体という物質を動かす作業な訳ですから、どんなものでも「良い習慣」にして行かないと、いつまでも辛く感じるものですので、それが習慣化できる様になるまでの努力・持続力・意志力は不可欠になります。
又、運動する事で身体が心地良いと感じられないのは、食べ過ぎから来る内臓の疲れで、身体が重く固くなっているからだと思います。(全てが繋がっていますから、食べ過ぎの悪循環にハマるとそうなるのです)
意志の弱い方にお勧めするのは、何をするかはご自分で「これなら続けられそうだ」と思うものをお決めになり、キチンとしたトレーナーかインストラクターの先生に付いて習えるお教室に、まずは休まない様に通われる事です。
何故なら、一人でおやりになる事の方が、もっと強固な意志が必要になるからです。
まずはこの2点を考慮されれば、3つ目の質問のお答えは出て来ると思います。
補足
心・メンタルの部分からのアドバイスですと、何かぷぅちゃんさんが夢中に没頭できる趣味とか、やり甲斐の有る何かを見つけられると良いですね。
人間は打ち込める何かが有ると、時間を忘れるくらい気持ちが充実しますから、自分の中のエネルギーの流れが変わり、あまり食に走らなくなります。
良く言われる「恋をすると痩せる」というのも、そういう作用が働くからなのです。
それだけ心・メンタルの作用とは大きく、食欲にも多大な影響を与えているものなのですね。
ちなみに私が現役の頃の経験ですが、自分が大好きなレッスンやリハーサルでハードなほど、食欲は落ち着いていて、そういう時はあまり食べなくも、もの凄いパワフルなエネルギーで活動できました。
逆にオフなどで、あまり体を動かさない時の方が食欲が増し、一日中食べたくなる様な感覚でした。(それは動かないで汗をかかない分胃液が増えるので、食欲が増すのだと聞きました)
評価・お礼
ぷぅちゃん さん
2014/09/05 10:49
ありがとうございます。
確かにストレスは強く感じている方です。
運動もがんばりたいと思います。
回答専門家
- 大園 エリカ
- ( 東京都 / ダンスインストラクター )
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年
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この回答の相談
リバウンドした分戻したいのですが、私は運動が大の苦手です。
ジョギングや筋トレなどをやろうと思ってもあまりにも辛いため続きません。
ちなみに食生活は主食に雑穀米を食べたりしています… [続きを読む]
ぷぅちゃんさん
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