対象:家計・ライフプラン
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柴垣 和哉
ファイナンシャルプランナー
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高齢出産の資金計画について
samuraiblue様、はじめまして。
柴垣FP事務所の柴垣と申します。
質問についてですが、将来必要なお金の目安が分からないと不安になりますよね。
将来の予定される収入や支出、イベント等、必要な貯蓄額は人それぞれですので一概には言えませんが、以下の回答をあくまで一つの目安として捉えていただければと思います。
1)について、現在はご夫婦お二人で暮らしておられるのでまずはその毎月の支出をベースに考えられてはいかがでしょうか?今の月36万円から住宅ローン分を引いた金額の26万円をベースと考えます。その支出をベースに60歳定年時から65歳の無年金期間に必要な金額と突発的な支出に備える費用として生活費の6カ月~1年分を合計した約2000万円(退職金を含む。)。そして将来定年後に必要なイベント費用(リフォームや旅行など)の合計を目安と考えてはいかがでしょうか?
これとは別にお子様の大学費用として子供が18歳時に300万円を準備できれば安心だと思います。
2)ローンは今後の金利上昇も考えられるので、子供が小さいうちから大きく返済する方が支払利息をより削減できるので効果的だと思います。それ以外の方法としては、今後金利が上昇した局面で繰り上げ返済ができるようにあえて貯蓄として確保しておくのも返済計画が立てやすくなるのかもしれません。
3)厳しいかは一概には言えませんが、貯蓄はしっかりされていますので、優先順位を明確にしながら計画をしっかり立てて支出にメリハリをつければ心配するほどではないと思います。奨学金は借りたくないとのことですが、あくまで奨学金という選択肢もあるという風にプラスの意味でも考えられるのかもしれませんね。
4)については、1)を参考にすると約2000万円+定年後のイベント費用の合計が一つの目安にはなるのではないでしょうか。
こう考えてもなかなかイメージしづらい部分もあると思いますので、今後の予想される厳しめに見積もった収入と支出、イベント費用等のお金の流れを「見える化」するために家計をシミュレーションできる「キャッシュフロー表」をいくつかの条件で作られてみることをおススメします。
老後までのお金の流れがわかると、一番お金がかかる時期が分かるので、事前にどう対策を取るべきなのかが明確になります。
キャッシュフロー表はこちらを参考にしていただければと思います。
http://fp-shiba0315.jimdo.com/家計シミュレーション作成サービス/
少しでも参考になれば幸いです。
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この回答の相談
現在私40歳、主人41歳です。
不妊治療中ですが、年齢があがってしまい今後の資金計画が不安になってきました。
私の再就職は大変難しそうということと、家庭の事情で主人が遠距離通勤(特急自… [続きを読む]
samuraiblueさん (大阪府/40歳/女性)
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