変われます、まず初期対応をしましょう

はなな様はじめまして、心理カウンセラーの門松と申します。よろしくお願いいたします。

ご相談内容拝見いたしました。
幼稚園入園以来いじめを受け、中学では辛い日々を送り、高校では友人とうまくいかず中退されてしまった。幼稚園から高校中退までの約十数年、大変辛い日々を送られたのですね。

また、2010年か今年まで、はななさんにとって、ご自身は不幸とは思わないが、震災を含めご家族に大きな変化があったのですね。

さらに、現在はニートということで、本心はもっとハツラツと元気に生きてみたい、働きたいと思っていらっしゃる。

そのためには、はななさんが変わることが出来るかについて悩んでいらっしゃる。

なんとか、現状を変えたいお気持ちが強く伝わってきます。

可能であれば、以下のご質問いにお答えいただければ、もっと深いご提案ができます。

まず、ご相談文中でいくつか不明な部分を伺います。

１.文中に「年だけを重ねてしまい中身がないままです」とありますが、コミュニケーションが苦手なはななさんは、比較する対象が極端に少いと思われるのに、どのようにしてご自分の中身が「ない」と判断されたのでしょうか？
２.同じく文中に「今日を生きるのがやっと」とありますが、それは経済的にでしょうか？精神的にでしょうか？
３.２の文章に続いて「病んでいるから自分自身に疲れてしまいます」とありますが、病については医師から確定診断が出ているのでしょうか？
４.高校中退から2010年まではどのように過ごされたのでしょうか？

以上をお伺いいたします。

ほかに、ひとつ気になることがあります。
「心気症のような症状もあり～」とありますが、これは自己診断と思われますが、心気症は神経症の一つです。その部分と、ご相談内容全体から推測させていただきますと(情報が少いためあくまで推測です、また医師ではないので診断的なことは申上げられませんが)「疾病利得傾向（しっぺいりとくけいこう）」を感じます。これは、ご本人が疾病を何とかして治したいという思いと、その反面「病気が治ると今の居心地が失われる恐れ」を併せ持っているということです。

まず、この部分を明確にしないと「ハツラツと元気に生きたり、働きたい」というお気持ちを無理に昂らせて行動しても、はななさんの失望が増したり、今以上病的に「気になる部分を何度でも確認～」するような事態を招くことも考えられます。

はなんさんが「変わる」ことは必ず出来るはずですが、まず精神科や神経科で疾病利得傾向が無いことや他疾患の有無を確認されることをお薦めします。また、その傾向があっても十分治療は可能ですので、焦らずに初期対応をしっかりしてスタートを切ることが、はななさんのこれから長い人生にとって一番大切なことではないかと思います。

ご相談ありがとうございました。

なお、私の解釈がはななさんのご相談主旨と違っているようでしたら、遠慮なくご指摘ください。