対象:家計・ライフプラン
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FP実務の経験をふまえてお答えします。
草薙 素男 様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(CFP)の森本直人と申します。
老後資金に約2億円が必要とのこと、拝見しました。
作成したキャッシュフロー表(CF表)を確認しないとわかりませんが、インフレ、増税、年金目減りを考慮した結果でしょうか。
確かに、今後、激しくインフレになれば、マクロ・スライドにより、老後の実質年金額は減少しますし、物価上昇により家計は圧迫されますので、正しい読みと思います。
逆に、デフレのままであれば、1億円でも一般的には足りると思いますが、いかがでしょうか。
1 資金管理については、仮に1億円でも足りるように、インフレに対処することがポイントになると思います。
金の保有も、確かにインフレ対応になりますが、国内外の株式、不動産など、バランスよく配分した方が、より安全と考えられます。
老後の資産運用は、基本通り、投資信託を使った長期分散投資が無難です。
リーマンショックなど、いろいろありましたが、FPのアドバイスにしたがって、基本通りに継続した方は、現段階で、具体的な成果を挙げている方がほとんどです。
(年平均5%超の資産運用を実現できている方も)
FX、先物取引は、メインの資産運用にはおすすめしませんが、リスクヘッジの目的に限定して使用するのであれば、個人的には否定的ではありません。
日経225の先物・オプション取引なども、候補です。
レバレッジ(てこの原理)を使って、金融危機時にも、資産を守れます。
ただし、こういった取引は、感情のコントロールが非常に難しいので、ご注意ください。
それから、年金受給については、資金的に余裕があれば、繰下げの方が長生きのリスクに備えられます。
繰上げは、目減りした年金が、ずっと続きますので、長生きをした時にやや心配です。
2 FPのお勉強をされているのであれば、まずは、CF表の作り込みをおすすめします。
働き方など、大きな変化がありそうな時は、その都度、CF表に入力し、具体的な数字で考えます。
実際、私も相談実務では、打合せの都度、その方のCF表に立ち返ることを心掛けています。
ご参考にしてください。
補足
訂正:
老後の(←今後の)資産運用は、基本通り、投資信託を使った長期分散投資が無難です。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
最近不勉強なので質問させてください。
私は地方公共団体の管理職を数年前から拝命しており、現在年収は約900万円です。妻は民間企業に勤めており年収約450万円ほどしかありません。
私も妻も現… [続きを読む]
草薙 素男さん (北海道/52歳/男性)
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