ご自分のイライラに気づきましょう

80sama様

はじめまして、心理カウンセラーの門松と申します。よろしくお願いいたします。

ご相談内容拝見いたしました。ご相談文に沿って少しまとめてみます。
まず、奥様は、イライラしているような相手とはしたくない。原因は80samaさんにあるといっている。

80samaさんは、奥様が少しでも楽になって喜んでもらいたいために、できるだけ積極的に家事をしているが、頼まれていたことを忘れてしまうことがあり、奥様に怒られ「なんで忘れるの？」と言われてしまう。何回も同じようなことをしてきて、そのたびに謝るが、やはり失敗をしてしまう。

でも、80samaさんは奥様が楽になることがわかっているのでやってあげたい。
しかし、奥様は何回もできていないこともあって、ハラハラされており、出来ていないとイライラがますと言う。

また、奥様との会話では80samaさんが奥様の欲しい答えがすぐに出せずに、関係のないことを話してしまう。奥様も話をわかりやすくしようと考えているが、もう嫌になってしまって「会話もしたくない」と言うが、奥様の話し方にもわかりにくいところがあり食い違いが出てくる。

80samaさんは「認め合ってやっていこう」「二人で努力をしてやっていこう」と言っても、奥様は「心でそう思っても、カラダがついていかない」と言う。

イライラの波が収まっているときに「やろうよ」いうが断られる。
奥様は、イライラしていないように見せるために普通に会話をし、お酒を飲むこともある。
80samaさんはそれを聞いて「ショック」を受け、もう奥様の体と心に触れ合うことができない不安と離婚の話が出てきそうでとても怖い。

少々、整理が長くなりました。
要約すると、80samaさんが「家事を手伝ってやっているのに」「話を聞いてやっているのに」という気持ちや態度で接している奥様に目的を見透かされイライラしている。しかし、どうしてよいかわからないし離婚の話もでてきそうで怖い。と、いうところでしょうか。

まず、80samaさんはご自分のイライラに気づいているでしょうか？
書き出しに、奥様は「イライラしているような相手とはしたくない」と書かれていますが、ご相談文のそれから先は、奥様がイライラしている様子をずっと書かれています。

また、80samaさんの家事の手伝いは奥様と話し合いで分担されているようには感じませんが、いかがでしょうか？きちんと分担していれば、奥様のイライラもないように思います。

80samaの「家事」とは日々の生活の上っ面だけに手を出していて、その失敗の始末はいつも奥様がしているように見受けられます。それでも、奥様がそれを許容していれば何度も怒られ、謝る状況にはならないのですが、80samaさんの目的が見透かされているからではないでしょうか？奥様が楽になって喜び、それによって「する」ことを勝手に期待しているならば「ふっとした拍子に忘れる」失敗や責任感の無さは、そこから来ているように見受けられます。「単純な仕事」｢やってあげたい｣など上から目線を感じます。つまり「したい」から「やってやってる」という感じを受けます（あくまで文面からの推察です）。

さらに、会話のことも書かれていますが、文面からは80samaさんから奥様への話しかけが少ないように感じられます。ですから、いつも奥様は欲しい答えを期待して話しかけてくる。しかし、いつも双方向の会話をしていないから、関係の無いことを話してしまう。もっと、80samaさんから積極的に話しかければ、文面のようなボタンの掛け違いは少なくなっていきます。

80samaさんが、本当に奥様のことを思い、楽をさせたいとお考えなら、家事をすべて請け負うつもりの覚悟が必要です。ただ、これは仕事持っているので現実的には無理ですが、家事分担するのであればもっとよく話し合うべきでしょう。

話し合いの他に、会話の機会を多く持つことも重要です。特別な場を持たなくとも、80samaさんから、積極的に家庭でお子さんも含め、話しかけてあげてください。不器用でもかまいません。世間話、動物、TVや季節の話など、あなたから会話を始めることが重要なのですから。

奥様を変えようと思っても変えることはできません。まず、あなたかが変わらなければ、未来も変えられないのです。
心と体に触れるのはこれが解決してからです。

一日も早く80samaさんと奥様の気持ちが通い合うことをお祈りしております。

ご相談ありがとうございました。

なお、私の解釈が80samaさんのご相談主旨と違っているようでしたら、遠慮なくご指摘ください。