柴犬の咬みつき
こんこんこんさん、他の犬に攻撃をする場合はお散歩に出るのも怖いですね。私が一度トレーニングを一緒にしたワンちゃんは、ラブラドールの6歳のオスです。このワンちゃんは、こんこんこんさんのワンちゃんと同じように、他のワンちゃんから咬まれて以来攻撃的になりました。その攻撃の対象が、飼い主の方にいってしまったのです。その方は一生懸命にワンちゃんから見て尊敬をされるリーダーになるように努められたので、今は攻撃性はなくなりました。
生まれながらにして咬む犬はいません。その原因は大きく分けて二つあります。一つは、自分の身を守るために咬む。もう一つは、自分の強さをアピールするために群れのメンバーに対して咬む この二つです。こんこんこんさんのワンちゃんは、この一つ目にあたりそうですね。小さいころのトラウマは、特に柴犬のワンちゃんは一生引きずってしまう事もあります。これをやめさせるには、こんこんこんさんがワンちゃんから見て強い、守ってくれる、という存在になる事が大事です。ワンちゃんは他の犬が来たら怖い、咬まれる!だからこちらから先に襲って行かないと!という気持ちから攻撃的になります。こんこんこんさんが、ワンちゃんから強く見られればワンちゃんは他の犬が来ても「ママが強いから他の犬が来ても心配する必要がないんだ。」と安心をするようになります。
そのためには、こんこんこんさんがワンちゃんから見ていつも強いと思われるようなトレーニングをする必要があります。柴犬のワンちゃんはDNAから見てもオオカミに近い犬種です。ということは、群れの規則を大事にして群れの誰が強いか弱いかを確認する傾向が他の犬種よりも強いです。強いリーダーになるためのトレーニングをプロの方から教わる事が大事だと思います。ワンちゃんの性格やこんこんこんさんのご家庭の環境に合ったトレーニングを、ワンちゃんではなくこんこんこんさんにしてもらえるトレーナーの方を探される事をお勧めします。柴犬の咬む問題行動は、他の犬種、そして他の問題行動よりも難しい事が多いです。プロの方に来て頂く事を勧めします。
後ひとつ注意して頂く点は、柴犬のワンちゃんには特に手を使って押さえこんだり、攻撃的になっている時には絶対に手で押さえるようん事をしてはいけません。こんこんこんさんがひどく咬まれる可能性が高いです。トレーニングをする時も手で押さえるような事は絶対にしないでください。柴犬のワンちゃんはこれによって攻撃的になるケースがかなり多いです。十分に気を付けて下さいね。
回答専門家
- 川添 千絵
- ( しつけインストラクター )
- バークバスターズ ジャパン 代表取締役
問題行動がある犬と飼い主さんをハッピーにできるしつけです。
ワンちゃんが大好きで始めたお仕事ですが、今はもっともっと好きになってます。ワンちゃんも飼い主さんもハッピーになってもらえるのは、本当にうれしいです。餌を使うことなし、無理矢理押さえることもなし。年齢や問題行動問いません。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
幼犬の時に他の柴に噛まれてから
散歩の際すれ違う犬や柴を見ると飼い主に飛びかかり本噛みします。
最近は発情期なのか?凄く攻撃的です。
散歩以外では噛んだり飛びかかる事はないです。
しつけや荒治療でも対処法を教えて下さい。
こんこんこんさん (東京都/39歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A