対象:住宅資金・住宅ローン
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大石 泉
ファイナンシャルプランナー
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低い変動金利タイプか、上昇しない固定金利タイプか
変動金利か固定金利か、住宅ローンの選択は難しいですね。
まず、「フラット35」についてですが、中古住宅にも融資可能です。住宅の条件など詳細は金融機関でご確認ください。
さて、住宅ローンの借入ですが、毎月の返済可能額を定め、その範囲内で資金プランを立てることはとても良い方法です。諸費用分を頭金で準備し、フラット35などの全期間固定金利型で組むと、1800万円・35年元利均等返済・金利3.248%(フラット35の8月度平均金利)の場合、毎月返済額は71,788円となります。
一方、変動金利1.375%(金利優遇あり)で借入2000万円、35年元利均等返済の場合、毎月返済額は60,019円。諸費用分を見込んでも月と光さんの試算どおり予算の範囲内です。
金利の上昇は不安です。ですが、いつ、どれくらい上昇するのかはわかりません。現在の変動タイプの低い金利はとても魅力的。逆に、高めの金利で固定してしまうこともリスクを伴うのです。
金利の上昇リスクをヘッジする方法のひとつに、借入期間を短くする方法がありますが、例えば、借入1800万円で、25年返済で組んだとしましょう。金利1.375%の場合、毎月返済額は70,936円。先の全期間固定の35年返済の例と比べてください。ほぼ同額の毎月返済額で期間を10年も短くすることができます。金利と期間は使いようですね。
ただし、月と光さんの家計が、生活費等の増加などで、将来的に毎月返済可能額の増額を見込めず、現在の返済可能額の水準を維持したい、ということであれば、やはり毎月返済額を固定してしまう方が安心かもしれませんね。その場合は、少しでも頭金を多くし返済可能額の範囲内でプランニング。同時に、1年でも2年でも返済期間を短く組むことと、途中の繰上げ返済なども考慮し、支払利息の総額を少なくすることに努めてください。
以上です。ご参考にしていただければ幸いです。
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