対象:家計・ライフプラン
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いくつかの注意点と考え方です
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さくらこ26様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
住宅取得の件、銀行が喜んでお金を貸してくれる様子でしたら、決して身の丈にあっていないということはありません。
資金計画が明らかに妥当でない人には、通常は銀行がお金を貸しませんので。
ただし、マイホームの予算を大きくすればするほど、必然的に使える教育資金や老後資金は、少なくなります。
起業、転職、早期退職等を考えている場合も、注意が必要です。
錯覚しやすいので、パソコンの画面に表示された「5000万円」ではなく、お札の束でイメージしましょう。
ローン金利、火災保険、固定資産税、修繕費等を含めて考えれば、このお札の束は、6000万円~7000万円まで積み上がります。
住まうという目的のみにこの資金が使われますから、将来は、厳しい節約が求められる可能性もあります。
また、マイホームが資産になるといっても、金融資産と異なり、自分たちで住む限り、少しずつ取り崩して、御飯を食べることはできません。
その意味では、繰り上げ返済をどんどん進めることにも、注意は必要です。
今は、超低金利で資金調達ができますから、手元資金をすべて繰り上げ返済に充てるのではなく、一部は、借りながら年平均3~5%の利回りを目指す金融資産運用に充ててもよいと思います。
銀行預金の金利が、年0.1%を割るような時代に、荒唐無稽な話と思われる方もいますが、過去5年間の実績を見る限り、一般的な投資信託等を利用して、十分にこのパフォーマンスは出せていますし、5年間運用して現時点で元本割れしている人も、少なくとも私がアドバイスをしている中には一人もいません。
今は、銀行預金の金利水準のほうが異常なのです。
基本的なやり方、考え方は、このQ&Aでも、複数のFPが書き込みをしています。
必要性があれば、いつでも個別にご相談ください。
評価・お礼
さくらこ26 さん
2014/03/25 18:25現在の5000万が、修繕費や今後かかってくるお金も鑑みると実はもっともっと大きくなるという点をご指摘を頂き、ありがとうございます。その点については考えが及んでおりませんでしたし、家のためだけににそのお金が使われるという点についても、改めて考える良い機会を頂けました。ありがとうございました。
森本 直人
2014/03/26 13:59
さくらこ26様、評価・コメントありがとうございます。
例えば、月15万円の家賃を40年間支払えば、総額では7200万円になりますので、住居費は、いずれにしても、それなりに掛かってしまうものです。
もしも賃貸でいく場合は、頭金相当の資金は、非効率に寝かせておくのではなく、長期運用で少し利回りを求める必要があると思います。
仮に、1500万円を40年計画で運用し、年3%の利回りで運用したのと同じ成果が出せたとした場合は、税金、手数料を考慮せず、40年後には、約4893万円になります。
こういった運用がまったくイメージできなければ、超低金利の住宅ローンを活用して、マイホームを購入するのも妥当な策と思います。
一度、キャッシュフロー表(人生の資金繰り表)を作られてみてはいかがでしょうか。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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夫40歳 昨年年収税込み900万
妻43歳 今年の4月より正社員勤務予定(年収約240万?)
子供1歳 4月から保育園に預ける予定
預金 1700万
払済み養老保険(60… [続きを読む]
さくらこ26さん (東京都/44歳/女性)
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