対象:保険設計・保険見直し
回答数: 2件
回答数: 3件
回答数: 3件
いろいろな選択肢があります
- (
- 4.0
- )
mappy2guppy様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
ご相談の件、どちらの商品も決してわるいものではありませんが、当然ながらメリット、デメリットがあります。
教育資金の準備に適した商品なのかよく吟味してください。
まず1.は、円建て元本確保型にこだわる場合は、候補のひとつです。
ただし、今は超低金利なので、個人的な感覚として、17年目解約返戻率107.6%は、非常に厳しいです。
仮に銀行預金の金利が数年内に1%上昇すれば、実質的に損をします。
また、保険料払込期間中は、低解約返戻金のしばりがあることにも注意してください。
ちなみに低解約返戻金型で、積立利率変動型の商品もあります。
一方、2.の米ドル建ては、積立利率変動型のためインフレリスクにある程度まで対応できる点は、確かに評価できます。
ただ、米国債の今の金利水準は、10年債で年2.6%くらいあるので、17年目で教育資金として崩すと、解約返戻率109.2%(最低保証の場合)では、効率的な運用とはいえないかもしれません。
ちょうど17年目に円高ドル安の波が来ている可能性にも注意してください。
なおもし私が同じご相談を受けるとしたら、第3の選択肢のお話もすると思います。
為替リスクをある程度まで許容できるのであれば、例えば、単純に米国債を直接購入する方法もありますし、積立プランを希望する場合は、主に米国債で運用される投資信託等もあります。
さらに、長期分散投資の考え方を学ぶと、可能性は広がります。
「楽しい」運用(仰る通り、表現が微妙ですが)ができますし、長期分散投資は、統計学的に見ても、成功確率の高い方法です。
またやり方次第で結果が異なるという意味では、ファイナンシャルプランナーの腕を発揮できる部分です。
いろいろな可能性を視野に入れて、考えてみてください。
評価・お礼
mappy2guppy さん
2014/03/17 12:02
森本様
早速の回答ありがとうございました。
解約返戻率が107.6%程度では厳しいというのは目からうろこでした。
学資保険、低解約返戻金型終身保険、どちらもこんなもんかと思っていましたので。
そう考えると、ドル建て、円建てを問わず、利率変動型を考えた方がいいように
感じました。ドルと円、どちらがいいかは、まだわかりませんが。
第3の選択肢については、興味はありますが、どちらかというと私の考えでは、
保険や教育資金を除いた余剰資金でそういった資産運用を考えてみたいと
思っていました。長期分散投資の考え方、勉強してみたいと思います。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
教育資金の準備について相談させてください。
現在、子供が1歳であり、2歳になる前に学資保険などの教育資金準備を
考えようとしています。先日、保険相談を行ったところ、以下の2つの
保険を勧められ… [続きを読む]
mappy2guppyさん (岡山県/35歳/男性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A