対象:心と体の不調
人に相談できないのはお辛いですね。
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初めまして、堀江健一と申します。
潔癖症にしても音の問題にしても、大変お辛い思いをされていらっしゃるようで、胸が痛みます。
まずお尋ねしたいと思うのは、発達障害とか、アスペルガー症候群という言葉はご存知でしょうか?
脳の機能が、一般的な方と少し違った働き方をする特徴があるものです。
どのような特徴かと簡単に述べると、
特定の事に、こだわりが非常に強い。
興味がある事などには、非常に記憶力が強くなる。
言葉の裏の意味が理解しにくいため、冗談や皮肉がわからない。
計画通りに物事が進まないと、パニくる、臨機応変に対処するのが苦手。
時々相手の気持ちがよくわからない。そのため話がかみ合わず、ケンカになってしまうことも多い。
などなどです。
もしよければ、インターネットなどで検索して、ご自分でも調べて見て下さい。
なぜこんなことを言うかというと、私の経験上、強迫性障害と、音に敏感なことが重複してあった場合、アスペルガー症候群である場合が多いからです。
自分がそんな「障害者かも知れないのか!?」とショックを受ける場合もあるかも知れませんが、もしそうであったとしたら、まず自分の特徴を知り、それに見合った対処法を身につける事で、社会での生き方が楽になるものです。
またそのような特徴があることを、親御さんに理解してもらうことも大切です。
なぜなら、そうした特徴は、自分の努力だけで治せると言うものではないため、その特徴を受け入れつつ、対処して行く必要があるのですが、周囲の理解がないと、「なんであなたは、こうなの!」と非難されてしまいかねないからです。ただでさえご自分で辛いのに、周囲に非難までされてしまったら、非常にストレスが溜まってしまいますから。
また強迫観念や、音に対する処置に対する一般的な意見ですが、潔癖症などは、なかなか症状を軽くするのは難しいとされておりますので、専門の医者にいって、「物事に対するこだわった考え」を、あまり頭に浮かばなくするような「精神薬」を処方してもらっても良いかも知れません。
毎日積み重なるようなストレスを、溜めこまないようにするためにも、カウンセリングを受けるのも良い方法かと思います。
またカウンセリングの中で、「なぜ強迫行動」をしてしまうのか?」「音に対して、なぜそんなに敏感に反応してしまうのか?」その深層心理がわかって来るかも知れません。
また、あえてわざと「汚ない所に足を突っ込んでみる」というような暴露療法と呼ばれる心理療法や、あえて意識して積極的に強迫行動を繰り返して見るような心理療法もあります。
また神経を鎮めるためにリラックスを心がけるのは良いと思います。
しうん様が好きなリラックス法があれば、積極的にやってみてください。半身浴とかアロマテラピーとか音楽鑑賞などでも充分効果的かも知れません。
心理療法を使ってもっと強力にリラックスするのであれば、「自律訓練法」というものや、催眠療法なども有効です。
少しでも毎日が過ごしやすくなります事を、お祈りしております。
またご質問などありましたら、よろしくお願いいたします。
評価・お礼
しうん さん
2014/04/04 00:59回答ありがとうございました。
回答専門家
- 堀江 健一
- ( 東京都 / 恋愛アドバイザー )
- カウンセリングルーム エンパシィ 代表責任者
何より優しく共感を持って、あなたの味方になります
2021年公認心理師(国家資格)取得13年間で1万人以上の相談実績を基に、深く人を理解し心のもつれた糸を解きほぐします。恋愛が出来ない、自己否定感、人と接するのが怖い、夫婦間の亀裂など、人間関係全般、アスペルガーの方の社会適応などのご相談。
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