対象:ペットの医療・健康
Re:猫の後ろ足(左側)の付けね内部に空豆大のしこり
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猫の体の表面にできるしこりは、炎症や感染によるもの、脂肪腫などの良性腫瘍、ワクチン関連性肉腫や肥満細胞腫、リンパ腫などを含めた悪性腫瘍等原因は様々です。
まず視診や触診で大きさや色、形を評価し、しこりの細胞を採取して原因を鑑別していく必要があります。
しこりの鑑別診断を行うためにはまず注射針でしこりから細胞を採取して検査をする針吸引生検が一般的です。
これは麻酔をかけずに行うことができ、生体に侵襲性の少ない検査で、しこりの鑑別には非常に有用です。
しかし針吸引生検では細胞のみの検査となるため、しこりの良性悪性を含めた判断が難しい場合があります。このような場合、手術でしこりをすべてもしくは一部を摘出し、病理組織検査を行い確定診断を行います。
見た目や発生部位だけではしこりの確定診断を行うことができません。しこりの原因を調べ、治療方針を立てることが必要です。
まずは動物病院へ受診し、しこりの検査を受けられることをお勧めいたします。
評価・お礼
ノミー さん
2013/12/06 14:29ありがとうございます。すでに、病院で針吸引の検査をしましたが、判断が難しいです。高齢で手術は避けたいので、ステロイドと抗生剤でしこりの様子をみています。
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17歳の猫の後ろ足(左側)の付けね内部に空豆大のしこりをみつけました。しこりに触ると中で動く感じです。3種混合ワクチンの注射は、足(左側)の付けねではなく、おしりのあたり… [続きを読む]
ノミーさん (神奈川県/41歳/男性)
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