好き嫌いから考えるのも一つの方法です。

こんにちは。

まず、自分で考え、努力する人になりたいのですね。答えはそ出来るでしょう。

拝読するに、あなたは相手にあわせることができということは、懐の広い方だと言えます。また残業して休日出勤してまでも仕事をこなそうとされるのは、責任感の現れです。つまり責任感のある方です。

それでも、計画を立てて時間内に仕事を終わりたい、というのは、これからご自身の時間を楽しまれるためには必要でしょう。

先を見通すためには何が必要でしょうか。まず何のためにこれをするのか、という自分への問いかけから始めてみてはいかがでしょうか。

これは簡単です。すでにあなたは、ここでご相談なさる前に、自分で考え努力する人になるために、と考えた結果、ご相談という行動に移されています。

ところで、「厳しいことを言ってくれる人こそ、大事にしなさい、など耳にします」とおっしゃっていますが、あなたは、厳しい事を言う人は好きですか？　時には必要だと思いますが、私は好きではありませんね。「大事にしなさい」とわざわざ言ってるということは、厳しいことを言う人は、大事にされにくい、ということです。それでもあなたは厳しいことを言う人になりたいですか？

厳しい事をいう事が大事なのじゃなくて、ひょっとしてあなたは大事にされたい、ということではないですか？

厳しいことは何のために言うのでしょうか。まずそこから、ご自身の意見を熟考してみられてはいかがでしょうか。

登山家は、「何のために山に登るのか？」という質問に対して、「山があるから」と答えると言います。ならば、スケーターは「何のために滑るのか？」という質問に対して何と答えるのでしょうか？　「スケートが好きだから」とか、「勝ちたいから」とか「自分を表現したいから」というようなことを答えそうです。これに根拠はあるのでしょうかね。

人間の自己主張は、好き嫌いから始まると私は思っています。熟考なんかしなくても、何が好きで、何が嫌いか、自分で考える練習からしてみるのも、一つの方法です。