凰美ニルヴァーナ洋子
パーソナルコーチ
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必ずその日はやって来ます。
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rikon_danshiさま
パーソナルコーチの凰美ニルヴァーナ洋子です。
離婚することは、結婚することよりも、ずっと大きなエネルギーが要りますね。
後ろ向きのエネルギーだから余計につらいですね。でも、この経験を真摯に活かすことによって、貴方の今後の人生は、本当に幸せなものとなるでしょう。
しかし、最近離婚されたばかりということですから、今すぐ次なる出会いの場に出るのは、「ちょっと待った!」と申し上げたいです。心が癒えて、この経験を次に活かすことができると思えるようになるまで待ちましょう。離婚後や恋愛後には、誰でも、「二度と誰かを好きになることはない」と思うものですが、必ず、再び、誰かを好きになるエネルギーが出てきますので、大丈夫。必ず、その日はやって来ます。
離婚原因は、「仕事が忙しく、家庭を省みなかったこと」だと分析されているので、同じことを繰り返さないために、少し落ち着いて、これまでの反省点と今後の対策を含めて考えてみましょう。
「相手が望むことは何でもやってきた」とおっしゃる。しかし、相手は「愛されている」とは感じていなかった。むしろ、離婚を決心するほど、「愛されていない」と感じていた。それが相手の本音だとして、そして、もし貴方が相手を愛しておられたならば、この極めて大きな感覚の差は、一体、どこから来るのか?その答を知るだけでも、次に活かせる大きなヒントとなりますね。
「相手が望むことを何でもやる」「文句を言わない」「お給料は全額渡す」ことが、貴方の自然な愛情表現だったわけですね。しかし、貴方にとって自然な愛情表現は、相手にまったく通じていなかったことになります。確かに、相性というものが存在しますから、貴方の自然な愛情表現が理解できない相手だったのかもしれません。しかし、ここで、貴方の行動の背景となる動機を正直に探ってみるのも、今後の成長のヒントになるかもしれません。たとえば、「文句も言ったことがない」というのは、相手と本気で交わることを避けていたのかもしれない?仕事が忙しすぎて、相手と深く関わることを避けて、少々のことには目をつぶってきたのかもしれない?など。
愛とは二人で作り上げるものです(←こういうことこそ、学校で教えて欲しいと切に思います)。結婚したらすべてが自動的に巧くいくわけではないですね。たとえ同じ空間でいっしょに生活していても、相手に積極的に関わろうとする意思と努力がなければ、絶対に相手の本心まで行き着くことはないだろうと思います。
さて、ここで、覚えておくと役立つお話をしましょう。「人によって、愛されていると感じるツボ」が違うというお話です。三つの基本タイプをご紹介しましょう。誰でも、いずれかのタイプが優勢となっているはずです。男女共通です。
一つ目は、美しい物を買ってプレゼントされることで、愛を感じるタイプ。このタイプは、美しいものや好きなものを見ることで愛されていると感じる。必ずしも高価なものでなくても、きれいな花束、素敵な夜景など。このタイプには、言葉で表現する場合は、手紙とかカードが効果的。
二つ目のタイプは、ずばり、言葉で愛をささやかれると弱いタイプ。このタイプには、ちょっとしたことでも、声に出して伝える。お料理がおいしいとか、ピンクが良く似合うとか、もちろん、愛している、好きだ、きれいだ…などの言葉を聞くことで、愛されていると脳に登録される。
三つ目は、手をつなぐ、ハグするなど、スキンシップによって愛されている感覚が強化されるタイプ。
相手が、この三つのタイプのどれに最も反応するかを、観察しましょう。人によっては、どれか一つがダントツで分かりやすい場合もあるでしょう。70/30くらいで、二つのタイプに入る場合も。
愛とは二人で、毎日、コミュニケーションを欠かさず、コツコツと作り上げるものです。ただ空間を共有しているだけでは、愛は育まれません。愛は、せっせと水や栄養分をやり、太陽の光に当てて育てます。「嫁」ではなく、「連れ合い」として相手を考えると、二人でいっしょに愛を育てる楽しさや生きがいを感じることができるでしょう。
離婚に伴う諸々のことで、心が痛手を被った分、きっと、多くのことを学ばれたことでしょう。あせらずに、心が癒えるまで待ちましょう。何事もそうですが、相手のせいにせず、自分の責任で人生を引き受ける覚悟を持てば、すべてが可能になります。
お役に立てたかどうか分かりませんが、短い文章から誠実さが伝わってくる貴方に、必ず今の空虚感から抜け出して、誰かを好きになれる日がやってくること、今、目覚めたことで、今後の人生で、真の意味で幸せになれるチャンスがより高まったということを、申し上げたくて、ペンを取りました。不本意とはいえ、貴方の若さで、今回の経験を得てやり直しができるのは、ラッキーだとさえ思えるほどです。
益々のご幸運を心からお祈りしております。GOOD LUCK!
評価・お礼
rikon_danshi さん
2013/12/28 00:41
はじめまして。
ご回答ありがとうございました。
私は、自分の望むことを相手に伝えようともせずに、
いい夫でいる自分に自己満足していただけでした。
今思えば、本当は結婚している時に、やりたいことがたくさんありました。
欲求を口に出さず、気遣うことで自分は妻を愛していると思い込む
自分は我慢しているので不満
↓
妻は一時喜びはしても、本当に望むことはされていないので不満
↓
お互いに夫婦であることと、気持ちのすれ違いにギャップを感じて離婚
離婚直後に話し合ったことと、
冷静になって、あの時の自分に向き合ってみると
色んなことに気がつきました。
これをいい教訓にして、自分が幸せになれるような人生を歩んでいこうと思います。
ありがとうございました。
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この回答の相談
はじめまして。
最近離婚を経験した30代の男性です。
離婚の原因は
仕事が忙しく、家庭を省みなかったことにあります。
・酒飲めない、煙草吸わない
・給料はカードも含め全部渡していた
・元… [続きを読む]
rikon_danshiさん (福島県/31歳/男性)
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