そのまま大学院に進学すべきです！(修了時27歳)

浪人1年、留年1年で2年の空白期間です。一般的に3年の空白期間は許容する慣行になっています。27歳で院卒でしたら、ほかの院卒の人たちと年齢でほとんど遜色ありません。

4大卒で就職したとして、希望もしていない企業でしたら、3年もたないかもしれません。学費を稼ぐためだけに就職してもキャリアとして役に立たないと思います。大学をひとつの方でしたら3年の空白期間（就職期間）は問題ありませんが、30歳で院卒といったら違和感があります。普通の4大卒でしたら、入社して8年ですから企業でリーダークラスになっています。その中に30歳の方を新卒として採用することは私には考えられません。ご希望の企業という意味です。ベンチャーとか、中小企業でしたら、新卒として採用する可能性はもちろんあると思います。

新卒で入社して3-5年は下働きで残業も多く、キャリアとして華々しい仕事をさせてもらう可能性は低いです。この企業で一生働くと覚悟を決めないと乗り切れないと思います。その時期を経験して初めて部下を使うことができるようになるものです。

時期というものがありますので、ご両親に率直に学費の援助を打診しておくべきでしょう。できることでしたら、応援していただけると推察します。はっきり無理と言われたら、きっぱり大学院進学を諦めて、就活に専念すべきです。ほとんどの方が内定した企業の中から自分の人生を托す企業を決定しているものです。希望する企業に入社できる方は少ないと思います。

西田