ご自身が社会保険に加入しないと悲しいですよ。

ザネコさんへ。ＦＰで社会保険料対策が得意分野の杉浦恵祐です。

前提　ザネコさんの現状の社会保険－夫の会社の社会保険の被扶養者
　　　よって、ご自身での年金保険料、健康保険料の支払いなし

最近は社会保険の被扶養者の収入の調査が厳しくなっています。昔のようないい加減なパート先はないと思いますので、パート収入はお住まいの市町村に報告されご自身の所得証明に載ります。夫の会社から所得証明出せといわれたら逃げようがありません。遡って扶養から外れろ、その間に使った医療費を返せと言われます。また同時に国民年金保険料と国民健康保険料も遡って払えということになります。

　国民年金保険料（25年度）　月15,040円×12＝180,480円
　国民健康保険料（東京23区の25年度、市町村により全く異なる）
　　給与収入年180万なら　180-給与所得控除72－基礎控除33＝旧ただし書き所得75
　　　所得割75万×8.36％＋均等割4.14万＝104,100円
　　合計284,580円
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/kokuho/aramashi/hokennryou01.files/25hokenryou_ku.pdf.pdf

　これだけ払って将来の年金は3号保険料０と同じ、健康保険の給付は夫の健康保険より悪くなります。

　ザネコさんの収入は減らせないなら、年30万弱の保険料負担は本来の国民の義務とわりきるか、社会保険に入れてくれるパート先等で働くかとういうことになると考えます。