対象:ペットの医療・健康
RE:うさぎの避妊手術について
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ウサギの子宮における腫瘍には腺癌、平滑筋腫、平滑筋肉腫があり、日本では5〜10%程度の発生があります。予防には卵巣・子宮摘出術(避妊手術)を行いますが、手術には?気管チューブの使用が困難?麻酔のコントロール?ストレスや痛みに弱い?皮膚や子宮が脆弱?内臓脂肪が多量 などの要素がリスクファクターとして考えられ、これらは老齢になればさらに大きなリスクとなります。
避妊手術実施率は約10%程度で普及はまだしていませんが、手術をすることで卵巣や子宮の疾病を予防できるため、個体によっては生存年数の延長が期待できます。
身体検査、血液検査を実施して、その結果に異常がなければ手術は可能です。あとは術後の疼痛管理を十分に行えば安全に実施できます。
評価・お礼
kinu さん
とても詳しく説明を頂き、ありがとうございます。リスクを理解し、ウサギにより良い環境を整える努力をしていきたいと思います。手術についても前向きに考えて見ます。本当にありがとうございました。
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この回答の相談
現在、二歳になるメスのウサギを飼っています。
先日、インターネットサイトでウサギについて調べている際に、避妊手術の是非についての書き込みを多数見つけました。そして、出産経験がなく、避妊手術を… [続きを読む]
kinuさん (宮城県/24歳/女性)
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