対象:住宅設計・構造
三竹 忍
建築家
-
安全だと思います。木造3階建てについて
- (
- 5.0
- )
ボーダーコリーさん
初めまして、M設計工房の三竹忍と申します。
まず、基礎、建物の安全性、耐震性は確保されています。木造の3階がのっかっても大丈夫な構造です。
木造3階建ては、構造計算をしなければいけません。
基礎の構造についても検討をしています。
建築確認申請で、行政や確認検査機関が審査をして、確認申請が決済されます。
施工会社の人に構造図、構造計算書を見せてもらうといいでしょう。
基礎の立ち上がり30センチ以上というのが、建築基準法で定められた高さです。
フラット35仕様などの基礎の立ち上がりの高さは40センチです。
木造3階建てですので、最高高さや各階の高さがきついなど色々な要素があって
30センチなのかもしれません。施工会社さん、設計者さんにご確認ください。
1階床下の構成は一般的には、
30センチの基礎の立ち上がりから、
+通気用のパッキン2センチ
+土台12センチか10.5センチ
+根太4.5センチ
+下地合板1.2センチ
+フローリング1.2センチ
約45センチくらいが基礎床から1階床の高さです。
点検としては、30センチあれば、小さい人がはって行くことは可能です。
点検は、おもに水廻りですので、水廻りに点検口を設けておくことも一つの手段です。
点検の内容も床鳴りがする、漏水や雨漏りによる点検、床暖房がある場合は配管類の点検などでしょうか。
大きな問題が発生した場合は、床をはがして点検、作業をすることになります。
きちんとした施工をしていれば、床下の点検をする機会は少ないです。
施工会社さんに、工事写真をとっておいてもらうなどすると良いと思います。
設計事務所が入っているようでしたら、設計士さんに検査確認してもらうといいです。
良い家になりますように
M設計工房 三竹忍
評価・お礼
ボーダーコリー さん
2013/07/24 17:38
三竹 忍 様 早急な対応して頂いたにも関わらず、お礼が遅くなり大変申し訳ありませんでした。
回答を頂いてから、工務店に構造図 と 構造計算書の方を頂けるか、確認した所 渡しますよ~と 尚且つ 立ち上がりに関しては、現場の作業の方が説明を(三竹様同様)してくれました。これで 1つ 不安が解消されました。 有難う御座います。
三竹 忍
2013/07/24 22:34
ボーダーコリーさん
こんにちは。評価ありがとうございます。
家づくりは不安なことが多いと思いますが、がんばってください。
素敵な家になりますように。
M設計工房 三竹忍
(現在のポイント:1pt)
この回答の相談
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A