林 高宏
税理士
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前職合算ではないでしょうか
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はじめまして。早速回答させて頂きます。
年末調整は、文字通り年末に1年に1度だけ行われます。
この際、中途採用の場合、以前勤めていた会社の分も、現在の会社が引き継いで計算することになっています。このことを前職合算と呼びます。
但し、前の会社の分は去年中のものだけが対象になります。
あくまで所得税・住民税と言うのは、1月から12月までの1年間の収入に対して課税しますので。
源泉徴収票を見ると、摘要欄にその前職の収入・源泉所得税などが記載されています。
摘要欄にある前職の給与(?)を足せば、430万はだいぶ超えてしまいます
ーこれがちょっと気になるところです。通常は一致します。非課税分の給与も入れて記入したのかもしれませんね。
また、平成23年1年間の分も記載されていることが、ちょっと気になります。
市役所には、前の会社の源泉徴収票も、今の会社の源泉徴収票も提出されています。
気になるようでしたら、市役所でお聞きになったらいかがでしょうか。
評価・お礼
ななん さん
2013/07/03 04:19
ご回答ありがとうございます。
基本的なところもよく分からずにいたので、参考になりました。
よく見てみると、私の見方がおかしかったようで、アドバイスの通り、平成24年度の源泉徴収票の摘要欄に記載されていた平成23年度の転職前の給与を転職後の平成24年の給与に足すと、430万と合致するようでした。
結局のところ、平成24年の給与に平成23年に派遣社員として働いた金額が加算されているというおかしなことになっておりました…。
まずは市役所に確認し、年末調整もやり直しになる?のでしょうか。
まさか間違いがあるなんて思ってもおらず、無頓着ではいけないなと痛感しました…。
それにしても、さすがにかなりの大きな間違いであるのに、気づかれないものなのですね…。
専門家の方のアドバイスを頂けて感謝しております。
林 高宏
2013/07/03 12:21
平成24年の給与に平成23年に派遣社員として働いた金額が加算されているというおかしなことになっておりました
これは珍しい間違いですね。従業員が多いと経理担当がこういう間違いを起こすケースが稀にあるのかもしれません。
1)現在の会社にこの点を指摘し、正しい源泉徴収票を出しなおしてもらい、所得税が納めすぎになっている分を返してもらってください。
2)訂正後の源泉徴収票を市役所にも提出してもらい、正しい住民税に直してもらってください。
これでうまくいかないようでしたら、またご質問ください。
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