セットバックの再確認とその後の対応について

うちなーむくさん

初めまして。遠方東京の設計事務所です。
ハウジングアーキテクトの竹内と申します。
よろしくお願いいたします。

ご質問内容拝見いたしました。
少々時間経過していますがその後いかがですか？

１点。ご質問の表題と内容とで食い違いの部分があるようですが
確認です。

セットバックによる塀のつくり替えであって
外壁の取り壊しではないということでよろしいでしょうか？

セットバック確認ミスによる塀の作り替え→○
一旦出来上がった建物の外壁を取り壊し　→×


中心線をどような経緯で錯誤があったのかはわかりませんが
一般的には行政が中心を決めることが多いと思います。
また、私道の場合は所有者による立会いにて決まると思いますので
まず中心線が違うということは少ないでしょう。

予測ですが、中心線からのセットバックするべき線を測量にて間違えたの
ではないでしょうか。

違う観点からですが、セットバックが今になり多くなるということは
建築申請時における敷地面積からも減少することになるのではないでしょうか？
敷地の減少は、建築申請書の写しを提出している先での問題にも関わりますので
塀のやり直しを先行して対応するよりも、写しを出している場合は
それらの機関へ影響がないかを調査することを勧めます。

難しい話、税金などの計算にも建物面積　敷地面積を使用する場合もありますので
多方面にて影響が考えられます。

今一度、建築申請書の写しを提出されている場合は確認したほうがよろしいかと思います。


さて、本題に戻りますが
塀のやり替えによりペナルティーを罰金とのことですが、
本件に関しては、離れなどを含め履行できていないことから
とても大きな問題ですし、大げさなら図面とおりに作るように！と
最初からやってもらう事を言ってもいい内容かと思います。

この内容については、適正価格というものはありませんので
正直わかりません。


ただ、上記のように図面をもって契約し、その内容で作ることを約束し、
請負契約を行ったと思います。それ以上でも以下でもないということ。
間違ったものに関しては直す。これは当然だと思います。

ただし、離れ60センチがどのような意味で確保したか？にもよりますが
内容的には重たい案件になりますので、
金銭に限らず、うちなーむくさんが納得いく方向で解決することを願います。

難しい長い内容で申し訳ありませんでした。




ハウジングアーキテクト　
代表　竹内隼人