対象:お金と資産の運用
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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毎月分配型の投資信託は資産形成では効率が低いものになります
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cormaljapan 様
ライフプランの作成と資産運用をサポートする、オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。ご質問にお答えします。
個別銘柄の将来の成果は不確実ですので、当該投信の良否はお答えいたしませんが、通常、毎月分配型の投資信託は資産形成には効率が悪いものになります。
毎月分配型は、投信の決算を毎月行うために経費が掛かり、その分投資家が負担する費用が、1年決算のものなど決算が少ないものに比べ、コスト高になります。
また、分配金には税金がかかりますので、再投資の際には、税金を引かれた金額を投資に回すため、投資効率が悪化します。(特別分配金の場合は、投資家の元本が分配金となりますので税金がかかりません)
そして、投資信託の成果は、コストが低いほど有利に働きます。なぜならば、信託報酬や買い付け手数料が高い投資信託ほど、リターンが高いとは限らないからです。むしろ、投資家が負担するコストが高いほど成果が落ちる傾向にあります。
従いまして、効率のの良い資産形成をお考えに成る場合には、分配金の支払い回数が少ない、負担するコストの低い投資信託をお勧めします。
なお、資産運用では、国内外の株式と債券及びリートなどに資産をどれだけ配分するか問いあ、資産配分(アセットアロケーション)とリスクを抑えるために分散投資が有利とされています。現在では、コストが安いインデックスファンドがネット証券で1,000円から積立購入ができます。また、取り扱っている大手銀行もあります。ご検討をお勧めします。
少しでも、お役にたてれば幸いです。
補足
このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべてご相談者及び読者ご自身に帰属いたします。
投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』
評価・お礼
cormaljapan さん
2013/06/04 08:05
ご回答ありがとうございます。
長期投資による資産形成を行うに当たり
とても参考になりました。
ありがとうございます
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この回答の相談
ウィンドミルが良いと聞き
毎月購入を決めたのですが
このファンドは
毎月分配金が出るタイプです。
分配金が出るタイプだと
資産形成に向いてないんじゃないでしょうか
しかもこのファン… [続きを読む]
cormaljapanさん (東京都/36歳/男性)
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