嘘と依存心VS真実と対等な関係

れいちさん

＞彼は沢山嘘をつきながらでもずっと傍にいてくれたし。。信用したいけど、どうしても疑ってしまいます。

嘘をつきながらもそばにいてくれたのだから信用したいけど、
どうしても疑ってしまうのですね？

お気持ちお察しします。

最近までたくさん嘘をつかれていたのですから
「また嘘をついているのではないか？」と疑ってしまうのは
ある意味仕方ないんじゃないでしょうか？

こんなにされた後、すぐに相手を信じることができるという人は、
よほど強い人なのか、相手に執着がないのか…
もしかしたら無防備なのかもしれませんよ？


客観的に見ていても、そんな簡単にその悪い癖が変えられるのかな？？？
と思ってしまいます。

「前科」なら今は「仮釈放（笑）」みたいなもので、
何年か経過観察が必要かも？と。

単純に「相手を信じよう」と決めてしまっているので
あなたの心に無理が生じるだけではないでしょうか？


彼の方は自分のやったことをなかったことにしたいでしょうから
あなたに対して「信じてくれ！」というかもしれませんが、
心の中は理屈では割り切れないですよね。
すぐに信頼回復は難しいと思います。

ですから、「信じられない気持ちが今もある」という自分を受けいれ、
彼にそれを冷静にありのまま、伝えてみるのはいかがでしょうか？

私はあなたを許したいと思っているのだ、と。そして同時に、
過去をまだまだ責めたいし、ついつい疑う自分が今もいるのだ…と。


それから「依存」というのは心の問題なので、
彼に対する疑いを見ないふりをしても逆効果。

依存を超える道は、
むしろ自分のそういった気持ちをありのまま受けいれることからです。
受けいれることができると、執着心を手離すことができます。

彼と本当に対等な関係になりたいのであればこそ、
「まだ許せない気持ち」を受け入れ
彼に率直に本音を話すことに意味があります。

おそらく、彼自身も今も自分を責めているかもしれないので
お互いに本当に許しあうために、何度も何度も話しあってみる事です。

本当のことをありのまま話せる関係になればなるほど、
安心できる対等な関係に近づいていきますよ。

★★★
湯田佐恵子
http://www.reallove.to/
相談室リアルラブ