対象:矯正・審美歯科
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堀内 晃
歯科医師
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Re:過蓋咬合の治療について
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はじめまして長崎の堀内と申します。
さて、お問い合わせの件ですが、矯正治療に伴って下顎を前に出す装置を付けておられるということですね。そしてそれがよくないのでは思っておられるということですね。
結論から申し上げますと、「下顎を後ろに下げること」よりも「下顎を前に出すこと」よりのほうがいいです。過蓋咬合ということでしたらですね。
過蓋咬合になっておられる方は、無意識に下顎を後ろに押し込める癖や無意識に噛みしめてしまう癖のある方が多く、顎関節症の予備軍の方が多いです。
まず、このスタート地点を見誤っている診断が多く、これをさらに上下の前歯を後ろに下げる治療法をとることで体調も崩してしまうということが少なからず起こっているということをご理解ください。
今現在の下顎の位置が本来の位置ではないだろうということを念頭に置いて治療すること。そして矯正治療を開始して下顎が相談者さま本来の位置にくるということを念頭に治療していったほうがよりよい結果になりますし、最終的には、いいお顔になりますよ。
ちなみに下顎を前に出している装置のままに下顎が固定されるわけではないと思われますが、先生にその辺りの展望をよくご相談されてみてください。
評価・お礼
himawarisan さん
2013/05/26 12:36
丁寧な回答ありがとうございます。
間違った治療ではないのですね。
かなり不安だったのですが、先生のご意見をお聞きしてとても安心しました。
信頼して選んだ先生だったんですが、疑問が出てきて不安になってしまいました。
また、担当の先生にも聞いてみようと思います。
本当にありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
現在、矯正歯科通院中です。
矯正治療3ヶ月目です。
先週より「噛み合わせをよくする装置をつけます」とのことで、下顎を前に出した状態でしか噛めないよう固定されています。
顎を前に出した状態で生活す… [続きを読む]
himawarisanさん (東京都/28歳/女性)
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