対象:住宅資金・住宅ローン
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佐藤 陽
ファイナンシャルプランナー
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住宅ローン審査について
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まーしゃるさん 初めまして。
住宅ローン専門のファイナンシャルプランナーをしていますFPオフィスケルンの佐藤と申します。
これからお住いの新築をご検討されるとのこと、夢も膨らんで楽しい時ですね。
是非、満足のできるお住いを建築されてください。
さて、ご質問の住宅ローン審査についてですが、住宅ローンを金融機関に申込みをするとローンの申込者の個人信用情報をチェックされます。
ここには申込者の過去2年間のクレジットカードや他の借入(車のローンなど)、携帯電話の機種本体の分割払いの支払い状況が出てきます。また、延滞等の情報は5年間残ることになっています。
ご質問の文面の情報だけでの断定はできませんが、恐らく延滞情報が残っているのだろうと思われます。
できれば個人信用情報機関に郵送でご自身の登録内容の開示請求ができますので、取り寄せてみることをお勧めします。
下記の三つが住宅ローンの審査で利用する情報機関です。
CIC http://www.cic.co.jp/
全国銀行個人信用情報センター http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/
JICC http://www.jicc.co.jp/
取り寄せてみて、現時点での登録情報を確認してみることから始めましょう。
一度の延滞情報以外はまったく問題がないのであれば、融資承認を得られる可能性も高いかもしれません。(あくまでも判断は金融機関によります。)
他にも延滞などの情報が登録されているようであれば、その内容如何で、判断は分かれます。もし、心配であればご主人単独で住宅ローンを組み、奥さんは住宅ローンの申込みには名義上は関わらないようにすれば、奥さんの信用情報は審査の対象にはなりません。
最後に二人名義でローンを借りると表現する時に気を付けたいことがあります。
フラット35の場合は債務者と連帯債務者というようにご夫婦二人名義の融資になりますが、銀行ローンですと債務者と連帯保証人という形態になることが多いため、ローンの名義は債務者だけになります。連帯保証人は融資の債務者にはなりません。
それぞれの違いは
債務者と連帯債務者であれば、それぞれが住宅ローン控除を受けられますが、
債務者と連帯保証人であれば、債務者のみが住宅ローン控除の対象となります。(連帯保証人は住宅ローン控除は受けられません)
今後、住宅ローンを選択する際に参考にしてください。
評価・お礼
まーしゃる さん
2013/05/20 13:28
佐藤様
回答ありがとうございました。
さっそく、信用情報の開示請求を行いたいと思います。
また、ローンについても教えていただきましてありがとうございます。
どのような形態でローンを組むのかも含め、検討していきたいと思います。
佐藤 陽
2013/05/23 19:52
評価をいただきありがとうございます。
参考になれば幸いです。
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この回答の相談
初めて質問させていただきます。
現在、新築で家を建てることを計画しています。
今の予定では、平成26年9月までにハウスメーカーを決定し、平成27年に建築しようと思っています。
夫婦共働きなので… [続きを読む]
まーしゃるさん (福岡県/27歳/女性)
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