対象:矯正・審美歯科
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堀内 晃
歯科医師
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Re:噛み合わせを無視して歯並びだけ治して良いものか…
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はじめまして長崎の堀内と申します。
さて、お問い合わせの件ですが、20歳の時に矯正治療をされたということと30歳になって戻ってきた感じがあるということですね。
また、部分矯正で上の歯並びを後ろにさげる必要があったということ。
まず、20歳のときにゴムのみでかみ合わせを修正したときから10年の間に何が起こったということです。
おそらくかみ合わせをずらしてしまう何かの習癖を持っておられるということです。
そして力を抜くと下顎が後ろにさがるという状態は、本来の位置が後ろに下がった位置と誤解されやすいですが、おそらく後ろにさがった位置が本来の位置ではないと思われます。お母様が顎関節症で手術をされているということでしたら、なおのこと、ご自身でも下顎を後ろに押し込んでしまう癖がおありかもしれません。
猫背、足組、頬杖やアゴ杖、横向き寝やうつ伏せ寝などの癖はありませんか?もし、こういった癖にお心当たりがあるようでしたら、下顎は後ろに下がります。たまに頭痛や腰痛、首こりなどの症状があられる方もおられるようです。
顎関節のはっきりした症状がないから「上の前歯をさげて下に合わせる」なんて治療して、実は、体のバランスが悪くなってしまう方多いです。特に日本人では多いです。
顎関節の形態が左右で違うということでしたら、なおのこと顎関節の治療と矯正治療を並行して行ってくれる矯正治療の専門家であり、顎関節の専門家の先生のところでしっかり診断してもらったほうがいいかもしれません。抜歯の必要性はないかもしれませんよ。
それと生活習慣の中にアゴを後ろに下げている癖がありますのでご自身でご自身の無意識の癖を探してみてください。そしてみつかったらそれを直す努力をしましょう。
評価・お礼
bnyago2000 さん
2013/05/13 00:21
早速のお返事ありがとうございました。
足組、猫背、当てはまります。特に肩こり・頭痛はないですが、確かに自分自身で噛み合わせを変えてしまってるのかもしれません。
そのように考えたことはなかったので(考えてみれば生きているうえで自然と癖づいたり変わったりするのは当然ですね)なるほど、と思いました。
治療のせいではなさそうで、その点ではほっとしました。ありがとうございました。
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この回答の相談
長くなりますがアドバイスお願いします。
当方30歳女性、20歳の時1年半程かけて全体矯正をしました。
抜歯はせず、噛み合わせ(じぐざぐになっておらず、歯が1つずつ噛み… [続きを読む]
bnyago2000さん (東京都/30歳/女性)
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