対象:住宅設計・構造
崖の近辺の建築
こんにちは、decemmmberさん。
横浜駅のそばで事務所を開いている建築家です。
横浜、神奈川では山が多いのでこのような条件で家を建てる事は多いです。
擁壁を築造する費用に関しては諸条件あるのでなんとも言えません。
ただ、擁壁を作らなくても良い条件というのはあります。
崖の上に建てる場合、「安息角」と言いますが、崖の下端から一定の角度(30度もしくは35度が多いです/行政と土質による)で線を引いてその線以下の深さに基礎を造れば良いという条件があります。
この場合の基礎は深基礎だったり、地下室であったり、地盤改良用の杭でも構いません。杭は鋼管杭以外にも柱状改良でもOKです。
そうする事により崖に負担をかけない建築ができるという理由です。
これは崖の上に建てる場合ですが、裏手の崖というのは上がってる崖でしょうか?ひな壇型の敷地のように思われますが。
崖の下に家を建てる場合は、一定の距離を離すかそこに面した壁をコンクリートで造る、もしくはコンクリート等の流れ止めを造る必要があります。
その造り方の基準は神奈川県条例等で詳細に指示されています。
何れにしても、安全性を考えた建築の方法を専門家に相談する必要があります。
もし、ご心配でしたら詳しい資料を見せていただければアドバイスいたします。
<あーす・わーくす http://office-ew.com>
回答専門家
- 小松原 敬
- ( 神奈川県 / 建築家 )
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
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この回答の相談
前後に自然崖のある中古物件の購入を検討しております。
建物は築39年の軽量鉄骨です。
広い庭と日照が気に入っているのですが、
おそらく将来の建て替え時に擁壁造成が必要な物件です。
擁壁にか… [続きを読む]
decemmmberさん (神奈川県/33歳/男性)
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