対象:不動産売買
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森田 芳則
不動産コンサルタント
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中古戸建住宅の売却について
不動産コンサルタントの森田と申します。
「おい」様のご質問にお答えします。
私自身が取り扱いました築20年以上の中古住宅の売却委任物件の
事例をご紹介し、加えて幾つかの売却要件をご説明をいたします。
【築30年以上の注文住宅】
年輩のご夫婦お二人がお住まいで、注文建築のヒノキ造りで築30
年程の住宅で土地も50坪近くありました。ご子息が二世帯住宅を
建築し転居されるために売却することになりました。
しかし売主の建物への思い入れが強く、建物の価値が分かってもら
える人に引き継いでもらいたいという意向が強かったために中々買
主が見つかりません。
他業者で付けて頂いたお客様は美容室を経営するために駐車場用の
スペースも欲しかったということで、まず土地の広さと建物の価値
もお気に召して頂き、一部を店舗に改装目的でご購入頂きました。
【築25年以上の中古建売住宅】
定年近い公務員のご夫婦がお住まいの住宅で、住み替えをご希望の
ため売却することになりました。
中古で取得した建物は一部を増築しており、物件確認の際に構造的
な不具合も見受けられましたので、売主の瑕疵担保責任の点で不安
がありました。
そこで中古住宅と売地(古家あり)の二つの形態で物件登録をしま
したが、結果は土地売りの更地渡し条件となりました。
【築20年の注文住宅】
ご夫婦とご子息一人の三人でお住まいだった注文住宅で、ご主人が
他界されご子息も社会人として海外赴任となったために売却するこ
とになりました。
奥様は売却前に一人暮らしを始められたため、建物内部のクロスや
畳その他のリフォームをお勧めし、リフォーム完了と同時に買主が
見つかりました。
文字数の関係で売却要件は回答補足で説明いたします。
補足
【売却要件】
そこで売却要件ですが、中古住宅の売買事例は枚挙に暇(いとま)
がありません。売物件がありそこにニーズがあれば売買は必ず成立
します。従って「おい」様が売却するご決断さえあれば、売却のタ
イミングは「今でしょう」というのが結論です。
但し築25年でリフォームをされたとなると瑕疵担保責任の点で心
配事が考えられます。中古住宅に関する瑕疵担保責任は下記コラム
の中の(個人間売買の実務上の取り扱い)をご参照ください。
http://profile.ne.jp/w/c-106259/
リフォームローンの残債は売買契約後の決済時までに返済すれば宜
しいと思いますが念のためお借入金融機関にご確認してください。
新たに戸建住宅をご購入になるか、賃貸マンションにご入居される
かは、あくまで「おい」様の資金計画によるご判断となります。
ご自身のご希望内容が資金的に可能かどうか、状況的にもどの都合
がいいのかでご判断されるべきだと考えます。
売却をご決断された際にはご希望通りの金額で、良い買主様が見つ
かるといいですね。
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この回答の相談
現在築25年の戸建の一部リフォームをし住んでおります。※リフォームは水回りとリビング等、間取りは4LDK、最寄り駅より徒歩15分
事情により、ここから引越しを予定しております。事情とは、駅歩など。… [続きを読む]
おいさん (京都府/31歳/女性)
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