毎月の家計が大丈夫な状態にして、再チャレンジを。

anneさんへ
こんにちは。山口県のファイナンシャルプランナー、上津原と申します。

マイホームの夢を何としてもかなえたいようですね。

　携帯電話や公共料金の支払いの延滞ですが、1回程度の延滞であれば、地元でシビアと言われる金融機関でも、大目に見てもらえることがあります。ただ、3か月延滞だと、3回ということでカウントされると思われます。携帯電話の支払いの中に、スマホなどの本体の分割払いが入っていると、借りたお金を返していないことと同じことになってしまうことにも注意が必要です。

　弊社のお客様でも、住宅ローンの借り換えの際に、住宅ローンの返済の遅延が2日あっただけで借り換えを2年待ったケースがあります。借入金の返済が遅れた場合は、住宅ローンの申し込みもある程度時期を置く必要があると思われます。　

　返済のことでお話しすると、
　2000万円の借り入れで、借入利率2%（全期間固定）、35年返済とすると、1年間の金利も含めた返済額はおよそ80万円となります。借り入れは可能かもしれませんが、返済額が手取り収入の三分の一程度になるため、毎月の返済はちょっとした不意の出費で厳しくなるかもしれません。

　まずは、毎月の引き落としの延滞がないように注意されて、１~2年後に再チャレンジがよいと思われます。住宅ローンとは長いお付き合いになりますので、とっさのときのための予備資金も準備しておきましょう。