対象:新築工事・施工
青沼 理
建築家
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『省エネルギー対策等級4』の仕様はクリアしていないようです
『省エネルギー対策等級4』について
神奈川県はIV地域に分類され
それぞれの断熱材の厚み基準は下記になります。
床:A種フェノールフォーム保温板1種2号 ⇒ 一般の床50mm、外気に接する床75mm
壁:高性能グラスウール16Kだとして ⇒ 90mm
しかし、14Kとのことですのでワンランク下とすると ⇒ 100mm
屋根断熱:高性能グラスウール16Kだとして ⇒ 185mm(14K:210mm)
2階天井断熱にすると:高性能グラスウール16Kだとして ⇒ 160mm(14K:185mm)
このほか、開口部について
断熱性能と日射遮蔽性能に基準がありますので
そちらもクリアする必要がありますが
いずれにしましても
お考えの通り『省エネルギー対策等級4』の仕様はクリアしていないようですね。
ちなみに
フラット35Sの「省エネルギー性」は
等級4と同等なので
フラット35Sの設計検査を申し込むのもひとつの手かもしれませんね。
これからすまいが完成するまで、
いろいろと疑問や心配事が出てくると思います
早い段階で、建築士にご相談なさってはいかがでしょうか
ご不明なことがありましたら
お気軽にご質問ください。
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現在新築戸建てを契約し打合せ中です。
間取り、外観等はほぼ決まってきたのですが、見えない部分の断熱材のことが気になってきました。
床断熱 A種フェノールフォーム保温板1種2号
外壁・2階天井 高… [続きを読む]
taracoさん (神奈川県/30歳/女性)
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