対象:マッサージ・手技療法
滝山 博行
鍼灸師
16
へバーデン結節
ご質問ありがとうございます。
ヘバーデン結節は中高年の女性に多く発症するものですが、結節ができて痛みが出るまでには、特に朝方、指先の細かい動きが不自由になっていることがほとんどです。ブラウスなどの小さなボタン掛けが不自由なことが特徴的です。リュウマチとは異なり、ある一定の期間を過ぎれば、痛みは治まりますが、結節の変形は多少残ります。
このような特徴から、ヘバーデン結節が発症する背景には、女性独特のホルモンの変調が考えられるわけです。
ストレスが多く掛かる環境、またストレスを受けやすい体質も関係しています。
鎮痛剤の服用、神経ブロック注射などは痛みが取れるどころか、胃腸障害などにも繋がり、全体の調子を崩し兼ねません。特に、心身ともに優しいケアーが大切ですが、同時にホルモンの不調和、自律神経のバランスを整えることが回復を早めます。
鍼灸治療は、ホルモン系の不調和と自律神経系のアンバランスを整える治療手段と言っても過言ではありません。また、対症療法としても鍼灸治療は副作用のない治療方法として有効です。
日常の生活で注意することは、指先だけでなく、体を冷やさないというこです。特に飲食による冷えと冷房での冷えには注意してください。
私でよろしければ、十分お役に立てると思いますので、ご相談ください。
どうぞお大事にしてください。
***************************************
鍼 覚王院 シャローム治療室
院長 滝山 博行
〒223-0062 横浜市港北区日吉本町1-24-16
TEL 045-561-2856 FAX 045-561-2891
info@hari.gr.jp http://www.hari.gr.jp
***************************************
(現在のポイント:31pt)
この回答の相談
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A