対象:マッサージ・手技療法
滝山 博行
鍼灸師
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ひざと肩のきしみ
ご質問ありがとうございます。
急に右ひざが腫れたということですが、慣れないハイヒールを履いて歩き回ったのは、右ひざが腫れた根本的な原因ではなく、単なる切っ掛けに過ぎずません。的確な治療は全身の健康レベルを高めてあげることです。
膝に溜まった水を抜くというのは、全身の仕組みに支障を来たすので最悪です。二度目は自然治癒力が促されたからよかったものの、同じような条件で再発したことが問題です。根本的な原因が正されなかったので再発したと考えるべきです。
今度は水を抜かず、自然治癒力に任せて回復したのはよかったのですが、体も根本的に要求している訴えが聞かれないと、今度は異なる症状で弱さを訴えてきます。
それが肩のきしみと冷え性の原因というわけです。
これは体が本来の状態に戻りたがっているシグナルです。膝と肩のきしみは症状こそ異なりますが、根本的な原因は同じです。それは婦人科系ホルモンの変調に他なりません。ここをきちんと治療しないので、中高生の女子から肩凝り、冷え性、便秘が女性の定番になっているわけです。
中高年の膝痛で、病院に何年も通っているのは圧倒的に女性なのです。治療の方法が的を射てない証拠です。
鍼灸治療は女性ホルモンの変調と自律神経の歪みを調整するのに有効です。自分で気をつけることは、飲食物で体を冷やさないことです。
私でよろしかったら、お役に立ちたいと思いますので、ご相談ください。どうぞお大事にしてください。
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鍼 覚王院 シャローム治療室
院長 滝山 博行
〒223-0062 横浜市港北区日吉本町1-24-16
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