フォトブックサービスなどについて

おえかきうたこ　さん

こんにちは。
詩画集を制作されるとのこと。
夢があって素晴らしいですね。

フォトブックサービスを勧められているということなので
利用経験のある
コンテンツワークスの「Photoback」を例にご説明します。

このサービスでは
書いたイラストをスキャンして取り込み
（あるいは、撮影して）
その後、文字を入力していきます。

おえかきうたこさんの場合は
詩ということになるでしょうか。

スキャンするので、トンボを入れたり
裁ち落としを想定する必要はありません。

おえかきうたこさんの作品そのままを
本にすることができます。

初めてで、すべてご自分で手がけるなら
こうしたサービスが手軽かもしれません。

サービスを利用せず
ご自身でイラストや詩をレイアウトし
本を編集される場合も
イラストそのものにはトンボを入れる必要はありません。

また余白も作らなくても大丈夫です。

たとえば、ピカソの絵画集を作ろうとするときに
ピカソ自身は、将来の出版を見込んで
余白やトンボを想定しているわけではありませんよね。

余白は、たとえば
IllustratorやIn Designといった
ページをレイアウトするソフトの方で設定します。

この場合、特に、綴じる側に何ミリ開ければよいかを
考える必要があります。
概ね5ミリ程度あれば大丈夫かとは思いますが
背表紙の状態、本の厚みなどでも変わってきます。

最近はウェブ上に
作品集向けのテンプレートを用意している印刷屋さんもありますので
ダウンロードすることをお勧めします。

心配でしたら
イラストを描きはじめる前に
ウェブで「作品集　オンデマンド印刷」
「写真集　オンデマンド印刷」で検索してみてください。
いくつか参考になる会社がみつかると思います。

ウェブで注文できるところも増えています。
コツさえつかめば簡単ですが、
慣れていないと、何度もデータをやりとりすることになるかもしれません。

もし近くに、自費出版を扱う印刷屋さんがあるようでしたら
最初だけでも、実際に窓口で相談することをお勧めします。

価格にも違いがありますので
何社か比較するほうがよいでしょう。

記念となる素晴らしい作品集が完成することを
お祈りしております。