彼のつらい気持ちに、そっと寄り添ってあげましょう
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はじめまして。カウンセラーの杉本です。
どうぞよろしくお願い致します。
お問い合わせの内容を拝見し、hot-teaさんが彼の事をどれだけ愛していらっしゃるか・・・その深い想いがとても強く伝わってきました。
もともとすごく良い関係だったのですし、なんとか彼に立ち直ってほしいですね。
ただ、今の彼は、お母さんのことや自分の事で精いっぱい。
恋愛を楽しむとか、hot-teaさんの事まで思いやるゆとりがまったくないように感じられます。
また、私は最近ご夫婦の修復のお手伝いをすることが多いのですが、特に男性がうつっぽい症状になっている場合、お相手の彼のように癇癪をおこしたり、何でもいいから早く楽になりたいという一心で感情的に離婚を迫るというケースがよく見られます。
そういう時は、お相手が精神的に落ち着くのを待つのが一番ですので、そういう意味で、1ヶ月会わずに期間をあけたのは正解だったと思います。
今後も基本は少し距離を取りながら見守っていくのが良いと思いますが、そうはいっても何か少しでも役に立ちたいですよね。
このままでは、気持ちも離れていってしまうのではないかという不安もおありだと思います。
思いますに、今の彼には、ただ黙って自分の話を聞いてくれる人、今の自分をそのまま受け入れ共感し、精神的に寄り添ってくれるような人が必要なのではないでしょうか。
そう、カウンセラーのように・・・です。
今は傾聴についての本もいっぱい出ていますし、いろんな所でセミナーも開かれていますから、そういう所で学んで、彼とのお話の中で活かしてみてはいかがでしょう。
もし、既にやっていらっしゃるようでしたら、適度な距離を取りながらぜひそれを継続してあげて下さい。
彼のつらい気持ちや苦しみを受け止めてわかってあげる、吐き出させてあげることが彼の気持ちを落ち着かせる一番の薬になると思います。
また、適度な距離というのは、相手が自分に対してとっている心の距離より、もう半歩くらい後ろにいる感じが一番よいかと。
普段はその位置をキープしながら、彼が望んだ場合はすぐにそこに駆けつけるというような。
お仕事のことか、またはお母さまのことが一段落つけば、またきっと光が見えてくるように思います。
大人同士のとてもステキなお二人。
ぜひこれを乗り越えて幸せになっていただきたいと、心からお祈りしています。
評価・お礼
hot-tea さん
2013/02/21 13:09
回答、ありがとうございました。
また、お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
ご回答の内容、とっても共感しました。
この状況になって、10ヶ月になります。
距離を置いて見守ろうと思いつつ、何か少しでも役に立ちたいと思う気持ちと、このままでは、気持ちも離れていってしまうのではないかという不安と焦りがあります。
彼には「他に好きな女性が出来た訳じゃないんだから放っておいて。」
と言われた事もあります。
辛い気持ちを吐き出して欲しい。
心を開いて甘えて欲しい。と思うのですが、「調子はどう?」「どうしたの?」と言っても、彼は「よくない」「なんでもない」で、空気が気まずくなるだけで。。
距離を置いて見守るって、大変ですね。。
杉本様の「適度な距離というのは、相手が自分に対してとっている心の距離より、もう半歩くらい後ろにいる感じが一番よいかと。」のアドバイス、心が痛みました。。
私は、全く出来てないと反省しました。
早く戻って欲しいと言う気持ちもありますが、辛い状態の彼をみてるのが辛いです。
「病院に一緒に行こう。」と誘うかと思っていました。
でも、杉本様のご回答を頂いて、今は距離を置いて見守る方が良いのかと心が揺れます。
杉本 まき
2013/02/25 22:33
hot-teaさま
コメントありがとうございました。
こちらもなかなかお返事ができず、申し訳ありません。
そうでしたか・・・
彼のお話を聞いてあげようと努力されても、なかなかうまくいかなかったのですね・・・
相手のお話を聞き出すには、ちょっとしたコツがあります。
この短いコラムではちょっとご説明が難しいので、ぜひ「傾聴の仕方」について学んでみて下さい。
相手の気持ちを受け止める聞き方
自分の気持ちをわかってもらえたと相手に思ってもらえる聞き方
それを身につけられると、きっとこれからいろんな所で役に立つと思います。
病院も、本当は行かれればいいですね。
でも、心療内科や精神科はまだまだ病気への誤解も多く敷居が高いようです。
自律神経失調症や鬱というのは、弱い人がなるのではなく、どちらかというとまじめで責任感が強く、ご自分に厳しい人こそがなりやすいこと。
睡眠不足、特に5時間を切るような状態が続いたり、高いストレス状態が続いたら、誰でもなる可能性があるのだということを理解してもらえるといいなと思います。
高ストレス状態が続くと、脳の一部の器官の機能が低下してしまい、それが精神活動におおきな影響を与えることがわかってきています。
そして、お薬はその働きを元に戻すことに力を貸してくれます。
胃が痛い時は内科、怪我をしたら外科に行くのと同じことなんですね。
もし、機会があったらそんなことをお話してみられるのも良いかもしれません。
でも、行きたくない人に病院に行くよう勧めるのはとても難しいのです。
相手のプライドを傷つけないように、ここはお母さんの心のケアをしてあげるためと称して、ガン患者さんの心のケアに関するセミナーを探して誘ってみるのはいかがでしょうか。
そこで、カウンセリングや心のケアがどれだけ大切か理解してくれれば、何かご自分のことについても考えてくれるようになるかもしれません。
あきらめないで、いろんな方法を探ってみて下さいね。
そして、ご自身の心のケアも忘れずに^^
応援しています。
回答専門家
- 杉本 まき
- ( 東京都 / 心理カウンセラー )
- セラピー&カウンセリング はぁとすとりんぐす 心理カウンセラー・産業カウンセラー
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この回答の相談
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彼には、元奥さんと暮らしている子供が2人いて養育費を支払っています。
彼は、明るく、優しく、真面目、寂しがりやで頑固で不器用… [続きを読む]
hot-teaさん (神奈川県/36歳/女性)
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