対象:ペットの医療・健康
Re:助かる見込みは…
- (
- 4.0
- )
文面から考えますと、食後の嘔吐や意識障害、レントゲンにおける小肝症、血液検査におけるアンモニア、GOT、GPTが高値な状態であることから、先天性の門脈体循環シャントが強く疑われます。この病気の他の症状として、発作、流涎、成長不良、体重減少、食欲不振、下痢、多飲多尿、発熱などがあります。
門脈体循環シャントとは、門脈系と体循環を連絡する異常血管であり、先天性門脈体循環シャントと後天性門脈体循環シャントに分類されます。先天性門脈体循環シャントは血管の発生異常によりおこり、肝臓へ流入する血液量が極端に少なくなることで、肝臓の機能障害が進行します。確定診断としては、CT検査、外科手術中の門脈造影検査があります。
先天性門脈体循環シャントに対する最良の治療法は、異常血管に対する外科手術です。早期治療により肝臓の形態的および機能的な変化を抑制することができます。しかし、シャント血管に対する外科的療法に堪えられない動物には内科治療と栄養管理を実施します。
現在GOT、GGTが下がってきているとのことですが、早期に診断をし、原因を除去することをお勧めします。今後、かかりつけの獣医師と話し合いながら、治療を進めていくことが大事でしょう。
評価・お礼
tomoko03 さん
2013/02/20 15:04
ありがとうございます
今現在まだ入院していますが、点滴も取れ、口から薬と液体での栄養補給をしています。
まだエサが自力で食べれないのですが、肝臓の数値も随分下がってきています。
もう少し入院が続きそうですが、回復に向かっています。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
このQ&Aに類似したQ&A