対象:ペットの医療・健康
Re:子犬 長時間のフライト
犬で月齢が2~3ヶ月で、なおかつ体重が1 kgに満たない状態とのことですが、このような月齢、体格の場合、薬剤の代謝や副作用の点から、ほとんどの薬剤が慎重に投与されるべきであり、また投与後の状態の変化がないかをしっかりと観察しなければなりません。
確かに犬において、必要であれば安定剤や鎮静剤の投与は行なわれますが、上記の点から考えると、本件に関しては鎮静剤等を投与しての長時間のフライトはおすすめできません。
また、貨物室に関しては、これも長時間、全く通常と異なる環境に一人でいることが、特に若齢期の犬には精神的及び肉体的に強いストレスとなる可能性が高いためおすすめできません。
以上のことから、薬剤等を投与せず、通常の健康な状態で飼い主様と一緒に機内にいることが理想的ではありますが、仔犬ということもあり、機内で大人しくしてくれる可能性は低いかもしれません。
そのような場合で、どうしても鎮静剤等を使用せざるをえないようであれば、かかりつけの獣医師に相談して、仔犬の全身状態を詳細に評価したうえで、使用可能な鎮静剤、安定剤を検討していただくのも一つの方法だと思われます。
また、薬剤ほどの確実な鎮静効果は期待できないかもしれませんが、精神的な安定効果を持つサプリメントも存在しますので、そのようなサプリメントの使用も検討されても良いかと思われます。
サプリメントの使用に関しても、処方も含めて獣医師の判断によりますので、かかりつけの獣医師にご相談下さい。
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現在アメリカに住んでいます。日本で子犬を買って、アメリカに連れて行きたいと考えています。長時間のフライトなので、安定剤か睡眠薬の使用ができるかのかと考えています。もし、2か3ヶ月の小さいプード… [続きを読む]
kohashiさん (東京都/25歳/女性)
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