中古物件には必ず、現所有物件も抵当権設定の可能性があります

mechikkoさま

不動産有担保ローンを検討ちゅうとのこと。
借入自体は要件を満たせば通常貸し出しを行います。

主な要件としては下記2点です。
・返済比率（年収400万未満は30％程度、400万円以上は35％程度）
・土地、建物担保評価

まず現在借入をしている1,500万円ですがこれはまったく問題がありません。

ただ、今回新たに850万を借りますと合計で2,350万程度の借入になります。

一般的に返済比率は実行される金利よりも高くみて
返済が大丈夫かをチェックします。（3％～4％で試算）

仮に年収400万で金利を4％で計算すると返済比率が31％程度で何とか
借りられるかもしれませんが、不動産収入は空室などを考慮して
7割評価する所も多いです。その場合年収としては370万で見られる可能性
があります。（そうしますと返済比率が30％までとされる可能性があります）

それで計算をしますと返済比率は33％まで上がり年収400万以下なので
もしかしたら借入は厳しいかもしれません。


労金さんに借入予定物件の資料とともに一度見てもらうのが近道です。


抵当権ですが、有担保ローンで買う物件にまず一番抵当権が付きますが
恐らく追加担保として1,500万で購入した物件も共同担保と言いまして
抵当権が付くと想像できます。

借入を出来る際は、抵当権は両方についてしまう可能性が高いです。

ただ決まりごとではありませんから、有担保ローンで買う家だけに
抵当権設定で貸してほしい旨をお話しすると良いと思います。


いずれにしても、年収からギリギリ可能性がある借入ですので
あとは貸出する側の判断がどうか？です。

一度資料をお持ちになり、具体的相談をされるとしっかりとした回答が
得られます。


ご参考になりましたら幸いです。