対象:ペットの医療・健康
Re:心臓の悪い猫の避妊について
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一般的に、外科手術における外科的侵襲や麻酔は、少なからず生体に負担をかけてしまうことがあります。
特に心臓疾患や腎疾患、一般状態の悪い個体においては特にその管理には注意が必要になります。今回のケースのように心疾患の重度は明らかではありませんが、健常な個体が受ける避妊手術とはリスクの度合いは異なります。適切な麻酔管理のもと生体側に麻酔、手術侵襲に耐えうる状態なのか心臓の状態、全身状態ともに術前の細かい評価が必要となります。そのうえで、麻酔、手術に関し耐えうる評価であるならば手術の検討が初めてできるようになります。
今回のご質問にあるように発情期に鳴くという行為が心臓に与える影響がどの程度あるのか、またこれが麻酔、手術による影響よりも大きなものなのかを比較検討することも必要な検討事項です。
手術によるデメリットが大きな場合、一般的に手術を勧めることはできません。
このような問題の代替法のひとつとして、プロジェステロンというホルモン剤を体内にインプラントすることで、発情期を回避する方法があります。麻酔などは必要のないものですが、長期の問題に子宮疾患を患う可能性がありますので、定期的なチェックが必要となります。
獣医師と相談の上、状態に合わせた治療の検討をしていただくとよいでしょう。
評価・お礼
みゅ さん
2013/02/19 18:41
ご回答ありがとうございました
明日病院の予約が取れたので、主治医の先生とも相談や質問をしてみます
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この回答の相談
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みゅさん (千葉県/37歳/女性)
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