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対象:保険設計・保険見直し

釜口 博

釜口 博
ファイナンシャルプランナー

2 good

保険はその方の考え方ですが・・・

2013/01/27 10:19
(
5.0
)

rinrin0708 様

この度はご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャルプランナーの釜口です。
http://www.bys-planning.com

長々と書いてしまいましたが、このような保険の入り方は妥当なのでしょうか?
⇒保険はその方の考え方です。
いろいろな選択肢の中からrinrin0708様が一番ベストだと
思われるもの選択していくことになります。

いろいろな選択肢の一つとして以下の内容を参考にしていただければ
と思います。

1.ご主人の収入保障保険月々5~10万円
もしご主人がタバコを吸われないようでしたら、非喫煙健康体割引
が適用できる保険会社があります。20%~25%保険料が安くなります。

2.ご夫婦の終身医療保険 日額5,000円~1万円
rinrin0708様の場合は女性疾病特約を付加する。
ただ、基本的には医療保険には加入しない方が賢明です。
それは、医療保険で元が取れる可能性は著しく低いからです。

医療保険の60歳払い済みというのは良いのでしょうか?
⇒上記にあるように医療保険は基本的に加入しないのがベターです。
もしどうしても加入されるということでしたら、終身払いの方が賢明です。
なぜなら、終身払いでしたら、今よりももっと良い医療保険が出た
場合に、保険料が安いので気兼ねなくできます。

今後、医療技術は日進月歩で進んでいきます。
入院日数はここ10年で半減。
平成10年の一般病床の平均入院日数は31.5日、平成23年は17.9日。
10年後は10日未満になっている可能性もあります。
入院治療ではなく、通院治療がメインになる可能性もあります。

そして大学進学時の教育費として700万を、月29603円の積立で提案され、
⇒払込20年だと、お子さんの教育資金には間に合いません。

そして貯蓄を保険ですることのデメリットは以下のとおりです。

1.保険会社破綻リスク…貯蓄性が高い保険ほど痛手が大きい
保険は保障部分以外のセーフティーネットはありません。

2.インフレリスク…保険はほとんどが長期固定利率のため、インフレになった場合、
固定で決められた保険金や解約返戻金の価値が相対的に下がっている可能性がある。

3.途中解約リスク…不測の事態が発生し、解約しなければいけない事由が発生する可能性はゼロではない。

補足

ちなみに、保険屋さんが提案してくるものは、疑ってかかるのが正解です。

ご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。
http://www.bys-planning.com

よろしくお願いいたします

タバコ
医療保険
教育費
教育資金
教育

評価・お礼

rinrin0708 さん

2013/01/27 12:22

釜口さま、早速のご回答本当にありがとうございます。

保険の入り方に妥当というのはないですよね。自分の家族のことなのに、きちんと決められず恥ずかしいです。今回はほけんの窓口を利用させてもらったのですが、勧めてもらったままに入って良いのだろうか、負担額が想像より高かったのもあり迷ってしまいました。

収入保障保険に非喫煙割引なんていうのもあるのですね!しかし夫が表向き禁煙しているものの会社での喫煙疑惑があるので(笑)そういった場合はダメですよね。。

私の女性疾病特約ですが、それをつけるよりがん保険に入った方が良いか迷っています。
もちろんがん保険の方が高額でしょうが、女性疾病特約のメリットがあまりよくわかりません。

今の入っている夫の医療保険が60歳から半額になるというもので月3000円、払い済みに入り直すと5167円なので、これはこのままでも良いかと思いました。

それから教育費は、すみません、補足で書き改めましたが、700万は保険金で、11年払いで391万のものでした。
貯蓄を保険ですることのデメリットの「保険会社破綻リスク」というのが今イチ理解出来ないのですが、実際にそういうことがあり得るのでしょうか?

釜口 博

釜口 博

2013/01/27 16:50

rinrin0708 様

高評価をいただきまして、ありがとうございます。

女性疾病特約のメリットがあまりよくわかりません。
⇒保険会社のよって違いますが、女性疾病特約にはがんの入院も含まれます。
つまり女性特有の病気に含めて、すべてのがん(上皮内がんも含む)の
入院に対して、入院日額がプラスアルファされます。

保険会社破綻リスク
保険会社が破綻した場合、基本的に責任準備金が10%削減されて、
予定利率の引き下げも行われる可能性が高いのです(過去の破綻保険会社
はすべて、予定利率の引き下げが行われています)。
責任準備金の削減や予定利率の引き下げの影響を受ける保険は、
貯蓄性の高い保険です。
つまり終身保険、養老保険、個人年金保険、学資保険等は、
ダメージを受ける可能性が高いということです。

ご不明点がございましたら、お問い合わせください。
http://www.bys-planning.com

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この回答の相談

医療保険と教育資金についてご相談です。

マネー 保険設計・保険見直し 2013/01/26 23:45

今年4月から一人娘が小学校入学になります。
夫31歳、妻37歳、長女6歳の夫正社員、私がパートで働いております。
世帯収入が昨年は690万でした。
二人目の不妊治療を最近までしており、現… [続きを読む]

rinrin0708さん (東京都/37歳/女性)

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医療保険と教育資金について 渡辺 行雄(ファイナンシャルプランナー) 2013/01/27 10:07

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