３階建ての屋上に散水栓を設けた事例

こんにちは。プラネット環境計画の富樫です。
家づくりを進めるといろいろ判らない点も多いかと思います。
屋上に水道設備があると便利ですよね。

東京を中心に設計を行っていますので、参考としてお聞きください。
今まで３階建ての屋上に水道設備を設けることはよくありますが
増圧ポンプの有無は地域の水道事情によって異なるようです。

トトゴンさんの東京の場合、水道局のサイトにわかりやすい書かれています。
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/customer/service/kyusui-housiki.html

まず、３階までは口径の条件無しで直結給水方式でいけます。
４階以上は増圧ポンプを設けた増圧直結方式が標準です。
それ以外に特例直結方式による増圧ポンプなしでいける場合があります。

ただし、平成21年度より
「三階建て建物屋上部分に給水栓を設置する場合」の取扱いが改正されました。

「現行の直圧直結給水方式の取扱いでは、三階建て建物屋上部分に給水栓を
設置することは認められていませんでしたが、散水用等の単独水栓に限り、
直圧直結給水方式の取扱いによる水理計算（上限を0.2メガパスカルとする。）により、
給水に支障がないことが確認された場合に限り、設置することができることといたしました」
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/company/shitei_jigyou/kouji_info_3kai.html

簡単にいうと
「給水に支障がないことが確認された場合は、直結給水方式で屋上に散水栓が設置できる」
このように一定の条件が満たされれば、増圧ポンプの設置の必要はなくなったようです。
建築予定地が東京以外は、適用されません。

建築予定地の水道局に確認されて、そのうえでハウスメーカーと相談されてはいかがでしょうか。
写真は、３階建ての屋上に散水栓を設けた住宅の事例です。
素敵な理想の家が、完成するといいですね。

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建築家と建てる東京の狭小住宅
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