対象:遺産相続
藤本 厚二
ファイナンシャルプランナー
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義父母とじっくり話し合いをすることです。
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急なご主人のご不幸、あなたの大変なお気持ちをお察しいたします。気丈にお過ごし下さい。
さて、事務的な回答ですが、ご主人の独身時代の契約のため、死亡保険金の受取人があなたに変更されてない状態でお亡くなりになったようですね。保険会社としても、致し方ない処理と思います。
高齢者の方がなくなった場合、名義が変更になってなくとも、遺言に書かれていた場合には有効になることになりましたが、今回のケースはそれにも該当しません。口頭で家族のために保険に入っていると言われていたとのことですが、せめて書面にしてあればと悔やまれます。
あなたのケースの場合、相続税や贈与税の範疇ではなく、名義書換がされないまま義父母にわたってしまった保険金の扱いとその後の生活の問題です。
自分には孫が何人かいますが、とてもかわいいし、自分たち夫婦の生活費を削ってでもなんとかしたいと日々思っています。
義父母という表現ですが、大事な息子の嫁であり、可愛い孫たちかと思います。一方的に保険金は渡せないと言っているようですが、時間をかけて話し合いを何度も行う必要があるかと思います。生まれたばかりの乳飲み子を抱えている姿を見て、心が折れないはずはありません。ご質問の様子ではかなり困難な様子が見受けられますが、何度も足を運ぶことが大事かと思います。なかなか思うように行かない場合には、第三者を間に立てお話を進めることが良いと思います。保険金をそっくりもらうことではなく、働ける状況になるまでなんとか援助してもらうことをお願いすることかと思います。あなたの誠意が伝わるまで頑張るしかないと思います。頑張ってください。
評価・お礼
hira3632 さん
2013/01/14 12:47
ありがとうございます。
義父母は「預かっているだけ」と言っています。結婚(私再婚、夫初婚、結婚二年目)で名義を書き替える意思がありながら逃していたのは、義父母が結婚に反対したことも原因のひとつです。
私自身は今後、義父母の見守り(義父は初期の認知症です)や子供の意思を尊重して、同市内に住宅を構える資金として活用したいと思っている旨話し了解は得たのですが、いざ受け渡しのスケジュール等を話し合う段階になると、質問の通り実行に移さず終いになってしまうのです。
義父母は保険金が税金で失われるのが無駄という感覚です。
そのため何度も足を運び頭を下げ納得してもらっても振り出しに戻るで、私も疲れ果てています。
藤本 厚二
2013/01/14 13:34
評価いただきありがとうございます。義父の見守りを行うとのこと、ご立派な考え方です。ぜひお薦めいたします。
初期の認知症とのこと、今後症状の進行が予想されます。今のうちに任意後見契約を結ぶことをお薦めします。いざ判断能力がなくなったとき家庭裁判所に申し出て、正式に成年後見人になられることができます。成年後見制度や任意後見契約等について丁寧に説明し、義父の理解を求めることが必要です。まだ、認知症が初期のうちに、義父母と連れ立って家庭裁判所に説明を求めることもできます。親切にお話が聞けると思います。
任意後見契約書の中には、財産管理についてや施設への入居時の立会人や判断能力が喪失した時に考えられる心配ごとをよく話し合い、列挙することができます。
義父母と細かい点を相談することで、おふたりの気持ち特に義父の心が開くかもしれません。見守りをすることの決意はとても良いことであると思います。ぜひ、自信を持って進んでください。
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この回答の相談
初めて質問させて頂きます。
昨年5月、夫が亡くなり、現在私(31)息子(8)娘(0)で夫親族の持ち家(義父母家とは車で10分位)に住まわせてもらっています。
夫の死から二ヶ月後に娘を出産し、私は今… [続きを読む]
hira3632さん (三重県/33歳/女性)
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