対象:生命保険・医療保険
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釜口 博
ファイナンシャルプランナー
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保険で貯蓄することのリスク
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ひろひろりん 様
この度はご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャルプランナーの釜口です。
http://www.bys-planning.com
現金預金の比率が高いので、保険でも運用した方が良いのでは?と思ってますが、どうお考えですか?
保険は保障のみを求め、資産形成は保険ではなく、別の商品でやった方が良いのでしょうか?
⇒最終的にはひろりんりん様のご判断ですが、
貯蓄だけが目的でしたら、保険は基本的におすすめはできません。
以下3点は私が考える保険で貯蓄することのリスク
1.保険会社破綻リスク…貯蓄性が高い保険ほど痛手が大きい
保険は保障部分以外のセーフティーネットはありません。
2.インフレリスク…保険はほとんどが長期固定利率のため、インフレになった場合、
固定で決められた保険金や解約返戻金の価値が相対的に下がっている可能性がある。
3.途中解約リスク…不測の事態が発生し、解約しなければいけない事由が発生する可能性はゼロではない。
ただ、保障も確保した上で貯蓄もしていきたいという目的でしたら、
生命保険も選択肢になると私は考えます。
ご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。
http://www.bys-planning.com
よろしくお願いいたします。
評価・お礼
ひろひろりん さん
2013/01/14 03:03
こんばんは、親身なアドバイスありがとうございました。
お話を伺うと、保障と貯蓄の目的は分けて考えた方が良いのでは?と感じるようになってきました。
保険のリスクの
1.保険会社破綻リスク…貯蓄性が高い保険ほど痛手が大きい
保険は保障部分以外のセーフティーネットはありません。
は破綻した時には、貯蓄部分と保障部分は9割は確保されるものと思ってましたが、そうではないのでしょうか?
それならば、貯蓄部分については元利1000万円まで保護される預金や、銀行などとは運用会社が異なる投資信託等の方が、破綻時のリスクはないですよね。(投資信託は値動きするのでリスクゼロではありませんが・・・)
いずれにせよ、医療とがん保険で必要な保障は終身で確保して、貯蓄に関しては投資信託やMMF等で考えてみようと思います。
保障と貯蓄を同じには考えずに、分けてそれぞれ必要なところのみを上手く利用いていこうと思います。
ご教授ありがとうございました。
釜口 博
2013/01/14 10:06
高評価をいただきまして、ありがとうございます。
破綻した時には、貯蓄部分と保障部分は9割は確保されるものと思ってましたが、そうではないのでしょうか?
⇒保険会社が破綻した場合は、
責任準備金の90%以上を補償するという生命保険契約者保護機構の
制度はありますが、引受保険会社は予定利率の引き下げを行うことが
できます(今までの破綻した保険会社の契約分はすべて予定利率の
引き下げが行われています)。
予定利率が保険金や解約返戻金、満期保険金、年金額に影響を
及ぼす保険商品は、終身保険や養老保険、個人年金保険などの
貯蓄性の高い保険です。
いずれにせよ、医療とがん保険で必要な保障は終身で確保して、貯蓄に関しては投資信託やMMF等で考えてみようと思います。
⇒賢明な考え方だと思います!
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この回答の相談
34才 男 独身です。
資産形成について、銀行に相談に行ったら、以下のような保険商品を勧められました
あいおい生命 低解約定期保険 100歳 保障 15年払い
貯蓄目的で15年払込後は元本以上になるので、… [続きを読む]
ひろひろりんさん (東京都/34歳/男性)
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