対象:住宅設計・構造
中舎 重之
建築家
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風による2階壁の振動
強風時に2階の壁が振動する原因は、2階の軸組が横からの力(強風)に対して、
極めて弱く造られている事です。柱の間が飛んでいるとか、屋根下の胴差が細いとか、
水平構面(ヒウチ等)が考慮されていないとか、
問題はひとつでは無く、問題が複数あり、トータルで2階全体が欠陥を露呈していると
思われます。
木造住宅の申請図面は、平面・立面・断面の図面のみで、構造図は添付されません。
ですから、構造の欠陥は見過ごされます。
対応として、担当した市役所の建築指導課に行き、実情を文書にして相談して下さい。
そして、県の欠陥住宅の窓口を聞いて、そこにも足を運んで下さい。
その場合、他人に任せるのではなく、自らが解決する心構えで対処して下さい。
欠陥住宅の民間の相談窓口は、インターネットでも調べられます。
調査、検査、診断は、役所ではしませんので、民間の機関に依頼して下さい。
全体の流れの中で、不明な場合や、構造上の判断が必要な場合は、当方に連絡して下さい。
相談には乗ります。
以上です。 2014.12.6 中舎重之
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この回答の相談
初めて投稿させていただきます。
今年の5月に家を新築しました。
住み始めて早半年が過ぎましたが、風が強い日に限り(風向きによる)二階の室内の壁から振動音がします。
音はブーブーという振… [続きを読む]
harataさん (埼玉県/28歳/男性)
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