対象:リフォーム・増改築
田中 徹正
リフォームコーディネーター
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悩みどころですが・・・。
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はじめましてトーシンリフォームの田中と申します。
さて、ご質問の件ですが、確かに悩みどころではあります。
通常は長い壁に対して平行になるように張る事が基本です。
仕切り無しのフローリングの場合はどちらかに合わせて、妥協をして張る事が多いですね。
多くの場合は、リビングを優先すると思いますので、改修業者の言う提案は正解の一つだと思います。
私であれば同時に提案しますが、あえて仕切りを付けるという方法もあります。
ドアが閉まった状態で見えなくなってしまうところに、段差無しで仕切りを付けるのですが、
フローリングとは全然違う色にすることもあります。
例えばフローリングが薄い色であれば、アクセント的にこげ茶にしたりですね。
あえて目立たせる事で、泣く泣く仕切りを付けたのではなく、こだわって仕切ったと見せる事が出来ます。
あくまでもお客様側の感性により、賛否両論化と思いますので、参考程度にお聞き下さい。
満足のいく仕上がりになる事を願っております。
株式会社トーシンリフォーム 代表取締役 田中徹正
【塗装&リフォームはこちら http://www.ts-rf.jp】
評価・お礼
lemongrass さん
2012/12/13 20:20
田中さま、ご丁寧なアドバイスを有難うございます。「あえて仕切りを付ける」という方法もあるんですね。
実は、現在住んでいる家は、以前住んでいた人たちがそれぞれ(何度か)中途半端な改装をしたらしく床に複数の種類の大理石(風の石?)が埋め込まれています。欧州の住宅事情の特徴で、古い建物に内装だけ新しくして何百年も(違う複数の)人々が(入れ代わり立ち代わり)住み続けている、その住まいの歴史が手に取るようにわかる家です(笑)。ここに昔壁があったんだ、クローゼットがあったんだ、とか。そのせいか、うちの家族みんなが、家全体を同一の素材で統一したフローリングに憧れています。
ですから、同一の素材でフローリングにするという点は譲れないようです。田中さまのご意見/ご経験を聞いて、改装の悩みに対する創造的な解決法があるのだとわかり、とても嬉しいです。どうも有難うございました。
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この回答の相談
家全体をフローリングにしようと思っていますが、廊下のフローリングを張る方向について決めかねています。
ヨーロッパに住んでいるので、日本の家にある、部屋間のドアの下の高さのある仕… [続きを読む]
lemongrassさん (東京都/47歳/女性)
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