対象:新築工事・施工
小島 忠嘉
建築プロデューサー
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入窓 / 出窓の防水とデザイン性
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pep25さんへ
こんにちは。
カナヤホーム・レジデンシャルの小島忠嘉と申します。
入窓は確かにあまり見たことないので不安もあるかもしれません。
対して、出窓は良く見かけますが、空間を広く使えるとは言え、雨漏りの可能性が大きいのが実際のところです。
むしろ出窓より入窓の方が雨漏りの可能性は低いと思いますし、デザイン的にもスッキリしてきれいだと思います。
雨漏り対策としては、多少入り込み部分を外側が低くなるように納めれば良いと思います。
入り込み部分が650mmであれば1/100程度になるように、具体的には入り込み部分の上下とも3~4mm程度、場合によっては5~6mm程度外側を低くすれば雨が坂を上がることははないと愚考します。
この辺りのことは設計士に確認すると良いと思います。
また、どうしても躯体への雨漏りを心配されるのであれば、その部分の壁体内に予めウレタン防水処理をしておくことをお勧めします。
あと、雨漏りの心配というのは、この部分以外にも、屋根にしろ、外壁にしろ、いづれにせよあると思います。
完全にはなくなりません。
住宅は精密部品ではありません。
住宅というのはそういうものだと思って、何か生じたら手を掛け、長く住んでいただきたいと思います。
大手ハウスメーカーの建てる住宅にしろ地元の工務店が建てる住宅にしろ完全な家というのは存在しません。
pep25さんの家づくりの参考になれば幸いです。
以上、宜しくお願い申し上げます。
小島忠嘉
評価・お礼
pep25 さん
2013/01/13 23:47
ご丁寧に回答くださり、ありがとうございました。
よく考えて決めたいと思います。ありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
現在、新築中ですが設計士の方から、出窓の逆で入窓という形の窓の提案を受けています。
普通の窓と違い、外壁より内側に入っていますので、壁部分の防水が心配です。
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pep25さん (大阪府/34歳/男性)
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