対象:住宅設計・構造
計算方法を変えられては
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大阪で設計事務所をしています。
ご拝読していまして、オーバーハングの家を壁量計算のみで申請されようとしている様ですね。壁量計算も法律で立派に認められていますので、違法でもなんでもありませんが、今回の様な特殊な形状の建物にはやや不向きかと思います。
詳細に検討しようと思えば、やはり応力度計算を行い、力の伝達をより明確にすべきだと思います。壁量バランスで1/4内の壁量を確保する為に、オーバーハング上に耐力壁を取っているとかありませんでしょうか?
もしあれば、より頑丈な家にすると云うより、法律を満足させる為に無理やり、耐力壁を持って来たとかそんな懸念も生まれます。
また、住宅性能表示制度の構造等級を2以上求められますと、建築基準法にない概念で構造の検討を行います。
水平構面の検討・耐力壁線の検討等より実情に沿った検討が出来ます。
http://www.jin.ne.jp/oado/hourituhikaku.html
評価・お礼
のんのんのん さん
ありがとうございました
回答専門家
- 福味 健治
- ( 大阪府 / 建築家 )
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
(現在のポイント:-pt)
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