対象:子供の教育・受験
山中 昇
英語講師
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相手を研究し尽くして合理的な作戦を立てましょう-孫子の兵法
有名な孫子の兵法に「彼をしり己をしれば百戦して危うからず」という言葉があります
グーグルで孫子の兵法と入れるとたくさんの資料が出てきますので参照するといいでしょう
特に、この中の最初の3章、計篇、作戦篇、謀攻篇が参考になると思います
今回のご相談のケースでは、次のようなことが必要だと思います
これを実行することが、ご質問の「効率のよい勉強の仕方」になると思います
いわゆる「傾向と対策」です
1.試験内容を知る(科目など)
2.過去問を調べ尽くし、出題傾向を探る
3.過去問を解いて弱点を調べる
4.弱点を矯正する学習をする
5.練習問題を解く
孫子の兵法では、1.2.が彼を知る、3.が己を知る、4.5.がそれ以外の戦術(具体的な戦い方-技術論)に該当すると思います
ちなみに、日本では「彼を知り己を知れば百戦して危うからず」ばかりが有名ですが、通読すると、孫氏は「謀攻篇」で「戦わずして勝つ」戦略を最上としています
同盟を結ぶなどして圧倒的に有利な状況をつくり、戦わずして外交で勝利するのが孫子の兵法の真髄のように感じます
試験ですから戦わないわけにはいきませんが、戦う(受験)前に勝利(合格)が保証されるような戦略的な取り組みが望ましいと言えるでしょう
戦わずは「推薦入学」に置き換えられるかもしれませんね
健闘を祈ります
補足
もう一人の回答者の大澤様が書いておられる「無理やり作った目的に合わせる勉強は無駄」と言う点も傾聴に値します
目的や将来展望を慎重に考えることも大事ですね
でも、私もそうですが、先のことまで見通して綿密な人生設計をしてから納得ずくで人生を歩むのは至難の業です それがきっちり出来ている人を私は寡聞にして知りません(居たら、ぜひ会って話を聞きたい)
私は50を過ぎてから、サラリーマンを続けながら、英語の先生のまねごとを始めたのですが、予想もしなかったことです
様々なことに挑戦する中で、紆余曲折を経て(失敗を繰り返しながら)50を超えてから自分が本当に好きなことを見つけることが出来たように感じています
回り道は無駄ではないはずです、無駄な人生など無いのであって、人生の善し悪し、成功・不成功は客観的な尺度などなく、自分で納得すればいいのだと思います
私の上記回答は、そちら様が明確な目的を持って、納得ずくで受験なさる場合の、効率的な勉強のためのアドバイスですので申し添えます
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この回答の相談
今年はもう遅いので再来年行きたい目標になった大学があります。
偏差値は高いですが自分なりに頑張って手をかけるくらいまで行きたいです。
馬鹿な私ですが頑張って行きたいです。
しかし書くのがものすご… [続きを読む]
ナシロさん (和歌山県/20歳/男性)
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