対象:年金・社会保険
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松山 陽子
ファイナンシャルプランナー
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将来への備え、リスクへの備えと考えてください
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neko7521さん 初めまして
FPの松山陽子と申します。
社会保険の「等級」が上がったのですね。
所得税や住民税を計算する際、支払った社会保険料は「社会保険料控除」といって、課税対象を減らすことができるので、結果的に税額が軽減されます。
どのくらい軽減されるかは、あなたの所得によって違いますが、仮に所得税率10%とすれば(扶養者なしで、おおむね年収410~610万ぐらい)、今年の4カ月間、6000円を多く払ったことで
24000円×10%=2400円 所得税が軽減されます(つまり年末調整の還付額が増えます)。
住民税は、来年に課税されますが、税率が10%なので2400円の軽減。
合わせて4800円の税負担が軽減されますが、24000円多く引かれているのだからマイナスですね。
でも、損した!と思わないでください。等級が上がったことであなたの負担が増えましたが、将来の年金額が多くなります。年金は一生ものですので、長生きすればするほど効果を発揮します。
しかも会社は同じ金額を負担してくれます。多く払った分、多く負担してもらって将来に備えることになります。
また、もし病気などで休業するようなことがあれば、高い等級で計算された傷病手当金が受けられますし、障害者になることがあれば、障害年金が高い等級で計算されます。
社会保険料は、将来への備えであるとともに、リスクに対する備えでもあるのです。
どうか前向きに受け取ってくださいね。
評価・お礼
neko7521 さん
2013/01/13 11:26
正直な所中々割り切れない所がありますが前向きに考えていきます。
丁寧なご回答本当にありがとうございました。
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この回答の相談
社会保険料の増加に対する源泉徴収の返還について
今年4月~6月に残業がかさみ、9月からの社会保険料更新が従来より割高になりました。
額からすると6000円位アップしてしまい正直しんどいです。
少しはリターンが来ると嬉しいのですが、
源泉徴収の返還に影響とかないでしょうか?
neko7521さん (奈良県/32歳/男性)
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