対象:住宅設備
高気密・高断熱住宅での暖房
はじめまして
東北・北海道はスノーボードで冬季訪れますが、センターハウスなどの暖房器具といえば火力(石油・灯油・ガス)によるものを良く見かけました。
住宅においては高気密・高断熱化が進み、特に北海道の断熱材仕様は等級が最上級だったり、2重サッシの常用などにより、寒さを感じさせない住環境になったと感じます。
お住まいの環境・ご家族構成・オール電化という条件から、1か2に絞られると思います。
(3は空気循環で暖めるので、小さなお子さんのおられる家庭ではホコリによるアレルギー発症が気になります)
1を使用された場合、割安の深夜電力を使用して蓄熱するので、イニシャルコストは高めですがランニングコストは安めに済む利点があります。
しかし、機器の設置スペースが必要で夏場は移動できないことを考えると、設計士の配置センスで日常の景色が左右されると思います。
2を使用される場合は、オール電化のエコキュートなどとの連携で、ヒートポンプを上手く利用できると思います。
設置位置も1間窓下設置タイプや玄関・ホール・キッチン設置タイプなど形も様々で、上手く壁内に納めるデザインも可能だと思います。
輻射熱式なので暖まるまで時間が掛かるのが欠点ですが、お子様のおられる住環境には最適に思えます。
「暖かい」という感覚は人によって温度差もありますので、寒がりの方には「局所暖房」として補助の暖房機器が必要になるケースもあります。
暖かみの感覚を設置する前に、モデルルームやショールームなどで体感されるのが後悔しないコツかもしれませんね(^^)
私は関東在住ですが、冬場はオイルヒーターによる輻射暖房が手放せなくなりました。
ステキな住環境が完成することをお祈り致します。
ご参考になれば幸いです。
やすらぎ介護福祉設計 斉藤
回答専門家
- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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この回答の相談
こんにちは。
現在、北海道で住宅新築を考えているものです。
資金計画(銀行融資)にも一応の目途がたち、これから建築会社との本格的な打ち合わせが始まっていきます。
そこで、… [続きを読む]
ひなPさん (北海道/42歳/男性)
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